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ヤマハ・MOTIFシリーズ : ミニ英和和英辞書
ヤマハ・MOTIFシリーズ[もちーふ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

F : [えふ]
 ファロー四徴(症)
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ヤマハ・MOTIFシリーズ : ウィキペディア日本語版
ヤマハ・MOTIFシリーズ[もちーふ]
MOTIF(モチーフ)とはヤマハシンセサイザーの商品名である。
初代機は2001年8月に発売されたプロ用シンセサイザーである。従来、線が細いと言われてきたヤマハのPCMシンセサイザーだったが、MOTIFでは16ビット換算84MBのWAVE ROMを搭載し、分厚い音が出せるようになった。その後モデルチェンジを繰り返し、2014年現在もシリーズ展開がなされている。「ヤマハシンセ 40th Anniversary」の特設サイトによると、マーケットの意見を取り入れ、「音が良いこと」・「簡単に音楽制作ができること」・「コンピューターインテグレーション」をキーワードにして、製作されたという。その結果、ヤマハ公式サイトによると、1990年代に発売されたミュージックワークステーションであるSYシリーズEXシリーズより多くのユーザーから支持され、レコーディングスタジオ・ツアー用のレンタル機材などの分野では、1980年代に爆発的な人気を得たDX7に優るとも劣らない普及率を獲得しているという。
ミュージックワークステーションの分野でSYシリーズ・EXシリーズの後継機種であるだけでなく、MIDIとサンプルを統合し、オーディオループのビートを自動的に検出して波形を分割し、それぞれに自然なリリースを付加することでテンポを変更してもサウンドに違和感を出さないインテリジェントなタイムストレッチを可能にした「Integrated SamplingSequencer(ISS)」はじめとする数々の機能が、RS7000・RM1x・SU200等同社のサンプリングユニットとグルーブギアから移植されており、それらの後継機種も兼ねている。また、小室哲哉カスタマイズモデルも発売されており、1980年代から1990年代に発売され、小室哲哉をイメージキャラクターとして採用したEOSシリーズの後継機種としても位置づけられる。
その後、2003年1月にはその音源モジュール版のMOTIF-RACK、同年8月にヤマハ、デジタルシンセサイザー発売20周年記念モデルとしてMOTIF ES、2004年12月にはそのESのモジュール版、MOTIF-RACK ESが発売された。
2005年にはMOTIF ESの廉価版としてMO6 / MO8が発売され、初心者にも垣根を広げている。2007年にはフラッグシップモデルとしてMOTIF XS、初心者用にMM6、2008年6月にはXSのモジュール版、MOTIF-RACK XSが発売された。
2010年9月にはMOTIF XFが発売された。2014年7月にはMOTIF XF WHが発売された。
== 機種 ==

=== MOTIF 6 / MOTIF 7 / MOTIF 8 ===
2001年に発売されたMOTIFシリーズの初代機。開発コードネームは「KANGAROO」。独特の音を出せるハイブリッドシンセシスを搭載したEX5の後継機として発売された。
EX5に搭載されていたVL音源AN音源は搭載されておらず、プラグインボードで拡張する形式がとられた。PCM音源だけでは表現できない音色素材があり、またPCM音源でも本体メモリーに限界があって、もっと多彩で新しい音色素材をミュージシャンに提供するため、この形式が取られた。担当プロデューサー武田文光によると、先行するCS6x/S80の流れをくみ、それらをベースに演奏だけでなく制作にも使える音を補強するという自然な流れで開発されたという。
またシーケンサーも拡張されており、最大記憶音数もEX5の30,000音から110,000音にアップしている。テンポを変えてもサンプルがMIDIと同期するIntegrated Sampling Sequencerと呼ばれる機能を持った優秀なシーケンサーを搭載しているが、テンキーがないため、QYシリーズに比べて使いづらい。また、作成したMIDIデータを1曲ずつセーブする方法は、スタンダードMIDIファイルでないとできず、MOTIF独自形式のフォーマットでは内蔵シーケンサーにあるすべての曲データを一括してセーブする形式が取られている(ロードは1曲ずつ可能)。
3機種とも音源部の仕様は全て同じで、MOTIF6がFS鍵盤61鍵、MOTIF7がFS鍵盤76鍵、MOTIF8がバランスドハンマー鍵盤88鍵という風に鍵盤数、キータッチのみが違いとなっている。
* 音源方式:AWM2
* 最大同時発音数:内蔵音源62音+プラグインボードの最大同時発音数
* プラグインボードスロット数:3
* 波形メモリー容量:84MB(16bit リニア換算時)
* 鍵盤数:MOTIF6=61鍵、MOTIF7=76鍵、MOTIF8=88鍵 (MOTIF6、MOTIF7:FS鍵盤、MOTIF8:BH鍵盤 3機種すべてにイニシャルタッチ・アフタータッチ)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヤマハ・MOTIFシリーズ」の詳細全文を読む




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