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SDR(エスディーアール)はヤマハ発動機が1986年7月に製造を開始した200ccのオートバイである。 == 概要 == SDRはレーサーレプリカ全盛の時代にヤマハが1988年頃に製造が終了した。近年では車体デザインやコンセプトを再評価する意見も多い。 乾燥重量105 kgの車体にDT200R用を専用チューンした最高出力34 psの水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載している。同社のRZ250の初期型(乾燥重量139 kg、最高出力35 ps)と比較すると出力荷重比がRZ250は3.97kg/psで、SDRは3.08kg/psとなり、SDRの方が1kg近く優秀であった。 外装はニッケル、スズ、コバルトを用いたTC(Triple Composit)メッキのトラスフレームが用いられ〔ただしエンジン下に取り外し可能なアンダーフレームを持つため厳密にいえばダブルクレードルフレームである〕、アルミ製エアクリーナ・ボックスがフレームの剛性部材の一部を兼ねている。乗車定員は1名でタンデムステップは装備されず、シングルシート後方のテールカバーにバッテリー、オイルタンク、車載工具が格納されている。リアサスペンションは現在のネイキッドに多く見られるツインショックではなくシート下にモノショックとして軽量にまとめられている。メーカー純正仕様ではタコメーターが装備されず、オプション装備としても用意されていない。 TZR125とある程度の部品互換性がある。ただしエンジン周りの部品は専用チューンエンジンのためSDR専用のものが多く、元になったDT200Rの部品とは互換性がない。 車両型式は2TVで車台番号は2TV-000101から生産された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマハ・SDR」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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