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ヒップギグ(Hipgig)はヤマハから発売されているドラムセットの商品名。アメリカのセッションドラマーであるリック・マロッタ(:en:Rick Marotta)のアイディアに基づき開発された。そのため、カタログ上ではマロッタのシグネチャー・モデルという扱いになっている。持ち運びのしやすさ、セッティングのしやすさに重点を置いたモデルで、必要最小限の構成がコンパクトにまとめられている。 なお、姉妹モデルとしてアメリカのジャズドラマー、アル・フォスター(:en:Al Foster)のシグネチャーモデル扱いとなっているヒップギグ・シニア(Hipgig Sr.)がある。本項目ではこちらも合わせて紹介する。 == 主な特徴 == *スネアドラム、タムタム(=トムトム)×2、バスドラム、ハードウェア、スツールが標準セットになっている(シンバルは別売)。 *バスドラムが16インチと小さく、〔ヒップギグ・シニアは18インチ。〕さらに運搬時にはこの中にスネアドラムとタムタムを収納できるようになっている。スネアとタムタムも全体に小口径で、重量の軽減が図られている。 *タムタムだけでなくスネアドラム、クラッシュシンバル、ライドシンバルもバスドラムにホルダーで取り付けるようになっており、ハードウェアの数が通常のドラムセットよりも少なくなっている。ただしそのために、強度の関係であまり大きなシンバルは使えない。〔ヒップギグ・シニアでは、シンバル類は通常のドラムセット同様に独立したシンバルスタンドに取り付けるようになっているため、より大きなシンバルも使用できる。〕 *発売当初はスツールが円筒形をしており、ハードウェアの収納ケースを兼ねていた。現在はこれは廃止され、スツールは通常の形状のものに変更されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマハ・ヒップギグ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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