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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ヤリーロ(英:Jarilo/Yarilo、ロシア語:Ярило)とは、スラヴ神話に登場する神の一つ。イアリロ(Iarilo)、ゲロヴィト(Gerovit)などとも呼ばれる。植物、肥沃、春を司る神であり、戦争や収穫の神ともされる。男性神。 == 概要 == ヤリーロは「愛欲」を象徴する神である〔清水睦夫「ロシア国家の起源」p49〕。古代の学者達は、その名前の起源はギリシャ語の「エロース」にあると推定していたが、実際には「荒れ狂う」「熱情的」という意味の単語「ヤールィ」に由来している。 白ロシアの民間伝説によると、ヤリーロは若く美しい神であり、白馬に跨り、白い外套(マント)を纏って、左手に麦の穂を、頭に花冠を飾った姿で現れる。 異教が信仰されていた時代から崇拝されていて、異教が衰微した後もその崇拝は止むことがなく、ギリシャ正教によって弾圧が行われた事もあった。 ヤリーロの祭礼は、春の最初の種蒔きの時期に開催される。村の若い娘達を集め、その中で最も美しい娘に花冠をかぶせ、白馬に乗せ、ヤリーロさながらの格好をさせ、その周囲で他の娘達が踊って輪を形成する。彼女達も同様に花冠を頭に飾っている。踊りの輪は「ホロヴォージェ」と呼ばれ、ギリシャ語で歌舞を意味する「コロス」という単語に由来する。また、夏にはヤリーロの「葬式」が行われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤリーロ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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