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ヤールンサクサ〔『オージンのいる風景 オージン教とエッダ』(ヘルマン・パウルソン(en)著、菅原邦城他訳、東海大学出版会、1995年、ISBN 978-4-486-01318-1)で確認した表記。〕(ヤルンサクサ、イアールンサクサ〔『エッダ 古代北欧歌謡集』210頁で確認した表記。〕、イェルンサクサ〔『北欧神話と伝説』(ヴィルヘルム・グレンベック著、山室静訳、新潮社、1971年、ISBN 978-4-10-502501-4)で確認した表記。〕とも。)は、北欧神話に登場する巨人の女性の名である。 その名前は「鋼鉄の短剣」(〔Orchard (1997:97).〕)を意味する。 == マグニの母 == スノッリ・ストゥルルソンの『散文のエッダ』によると、ヤールンサクサはトールとの間に息子マグニをもうけたとされている。 巨人フルングニルとの戦いが終わり、巨人の脚の下敷きになったトールにマグニが駆け寄る場面で、マグニが「トールとヤールンサクサの子」と紹介されている〔『「詩語法」訳注』27頁。〕。 なお、ヤールンサクサがマグニの兄弟モージの母だとははっきり明示されていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤールンサクサ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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