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カブリエル・ヤレド(Gabriel Yared、1949年10月7日 - )は、レバノン・ベイルート出身のフランスの作曲家である。「Yared」はフランス名ではなく、「d」も無音にならないので、フランス発音でも「Fred」などと同じにヤレ(ッ)ドである。日本では不統一で、ヤード、ヤーレなど間違って紹介されることもあるが、インタビューでも発音の件は発言しており、それらは使うべきではない。 ==略歴== フランスで音楽を学び、ブラジルの歌曲コンクールで優勝。その後、シャンソンの作曲家・アレンジャー・オーケストレイターとして活躍を始め、ジャック・デュトロン、フランソワーズ・アルディ、ミレイユ・マチュー、サシャ・ディステル、ジルベール・ペコーらフランスを代表する歌手たちのレコーディングに携わる。映画は、彼等が出演したクロード・ルルーシュ作品の劇中歌などに携わってきたが、デュトロンがジャン=リュック・ゴダールの映画『勝手に逃げろ/人生』(1979年)に主演した際、彼を推薦したことにより映画音楽のスコアも手掛けるようになる。 以来、ジャン=ジャック・ベネックスの『溝の中の月』(1983年)、世界中で評判となった『ベティ・ブルー』(1986年)など、次々と担当。フランス国外でも活動を始め、『イングリッシュ・ペイシェント』、『リプリー』、『コールド マウンテン』ではアンソニー・ミンゲラとコラボレーションを続け、それぞれオスカーにノミネート。 一方、バレエ音楽も手掛け、ローラン・プティ振付けの『恋する悪魔』『クラヴィーゴ』や、カロリン・カールソンらの作品に音楽をつけている。 2010年のヨーロッパ映画賞で世界的貢献賞を授与された。音楽家の受賞はモーリス・ジャールに続き史上二人目。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガブリエル・ヤレド」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gabriel Yared 」があります。 スポンサード リンク
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