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ユキザサ
ユキザサ(雪笹、学名:''Maianthemum japonicum'' )は、ユリ科の多年草〔「朝日百科『世界の植物』8」pp.2364-2365〕〔『日本の野生植物 草本I単子葉類』p.49〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.865〕。 APG植物分類体系では、ユキザサは、ユリ目ユリ科からキジカクシ目キジカクシ科に分類される〔〔大場『植物分類表』pp.54-57〕。また、属としては、旧ユキザサ属(ユキザサぞく、学名:''Smilacina''、漢字表記:雪笹属)に属していたが、旧ユキザサ属は、マイヅルソウ属に含められた〔。 == 特徴 == 地下に根茎があり、肉質で直径4-7mmになり長く横たわる。茎は丸く、高さは20-70cmになる。茎は直立するが、上部は斜上し、上部にいくにしたがって粗い毛におおわれる。葉は茎の上部に互生し、葉身は長さ6-15cmになる卵状長楕円形で、先は鋭くとがり、基部は円形または切形になる。葉の両面に粗い毛が生え、とくに裏面の葉脈上に多い〔〔〔〔。 花期は5-7月。茎先に円錐花序をつけ、小さい両性花を多数つける。花序と花柄にも粗い毛が多い。花被片は白色で6個、長さは3-4mmになる長楕円形で幅は狭く、平開する。雄蕊は6個あり、花被片より短い。雌蕊の花柱は長さ0.5-1mmで、柱頭は丸いか、わずかに3裂する。果実は球形の液果で、径5-7mm、初め緑色であるが後に赤く熟す〔〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ユキザサ」の詳細全文を読む
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