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ユハ・ヤンフネン(Juha Janhunen、1952年12月 - ) はフィンランド人の言語学者である。ウラル語族、アルタイ諸語に広く関心をもって研究しており、1994年にヘルシンキ大学東アジア学研究室の教授に着任した。サモエード諸語や:en:Khamnigan Mongol語のフィールドワークを行ってきた。最近では遼の碑文から発見されたに関する著作を中国人学者と共同で出版した。また、「アルタイ語族」仮説を批判している〔Janhunen, Juha (1996). "Prolegomena to a comparative analysis of Mongolic and Tungusic" . In Giovanni Stary (ed.), ''Proceedings of the 38th Permanent International Altaistic Conference'', pp. 209–218. Wiesbaden: Harrassowitz Verlag.〕。 日本語の起源についても著作があり、先日本祖語(Pre-Proto Japanese)はシナ語派と同様の類型論的特徴(単音節の声調言語)を持っていた山東半島近くの沿岸にいた東夷の一種の言語であり、朝鮮半島に侵入して、そこで高句麗語のような言語と接触してアルタイ語的な類型論的特徴を獲得した後、九州から日本に入ったという仮説を提出している。 ==主な研究== *Juha Janhunen (ed.) (2003). The Mongolic languages. London: Routledge. *Juha Janhunen (2005). Khamnigan Mongol. Munich: Lincom Europa. *Wu Yingzhe and Juha Janhunen (2010). New Materials on the Khitan Small Script: A Critical Edition of Xiao Dilu and Yelü Xiangwen. Folkestone, Kent: Global Oriental. *Juha A. Janhunen (2012). Mongolian. Amsterdam/Philadelphia: John Benjamins. 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ユハ・ヤンフネン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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