翻訳と辞書
Words near each other
・ ユハ・ティアイネン
・ ユハ・ペトリ・シピラ
・ ユハ・ヤンフネン
・ ユハース・ジュラ
・ ユバ
・ ユバ1世
・ ユバシティ
・ ユバシティ (カリフォルニア州)
・ ユバスキュラ
・ ユバスキュラ大学
ユバ・シティ
・ ユバール・シュタイニッツ
・ ユバ郡
・ ユバ郡 (カリフォルニア州)
・ ユパンキ
・ ユヒ4世
・ ユヒ5世
・ ユビアシクラゲ
・ ユビキタス
・ ユビキタス (企業)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ユバ・シティ ( リダイレクト:ユバシティ ) : ウィキペディア日本語版
ユバシティ

ユバシティ()は、アメリカ合衆国カリフォルニア州北部サッター郡の都市であり同郡の郡庁所在地である。1849年に設立された。
2010年国勢調査でのユバシティ人口は64,925人であり、2000年からは77%増加した〔Yuba City Quickfacts from US Census Bureau , accessed 2011-12-24〕。2010年3月時点で失業率は20.8%であり、アメリカ合衆国の都市の中でも第3位と高位にある。
ユバシティはサッター郡とユバ郡に跨るユバシティ都市圏の主要都市である。2007年の都市圏人口は164,138人である〔Yuba County 2007 Census Estimate 〕〔Sutter County 2007 Census Estimate 〕。カリフォルニア州内の都市圏としてはレディングチコに続いて第21位である。またサクラメント大都市圏の一部とされてもいる。
== 歴史 ==
ユバシティの地域にはマイドゥ族インディアンが住んでおり、19世紀初期にスペイン人やメキシコ人の遠征隊が訪れた。「ユバ」という名前の起源は、これら遠征隊が訪れたときに川の側に野生のブドウが生えているのを見付け、スペイン語のブドウ(''uva'')の綴りを変えてユバ("Uba")と名付けたというのが通説である。
メキシコ政府は今日のユバシティがある土地を含め広大な地域を開拓者のジョン・サッターに特許し、その土地から1848年にが発見された。サッターは何人かの事業家にその土地の一部を売却した。これら事業家はユバ川とサクラメント川の支流フェザー川の合流点近くに町を建設し、上流の金鉱に向かう数多い金探鉱者に食料などを販売する商業中心に発展させることを目指していた。これと同じ時期にフェザー川の対岸に別の町ができており、これが後にメアリーズビルとなった。
1852年、ユバシティにはホテルが1軒、郵便局1軒、住居が約20軒あり、人口は約150人になっていた。
1854年にユバシティはサッター郡の郡庁所在地に選定された。しかし同年の住民投票でニコラウスの方が良い場所にあると判断され、郡庁所在地が移された。さらに2年後の1856年、郡の有権者はユバシティを郡庁所在地として選び直し、それ以来ユバシティは郡庁所在地を続けている。
第二次世界大戦後に初めての人口流入が起こり、住宅地は当初の中心部から西と、南の方向に拡大した。市内に入ってくる大量の人々のために果樹園が住宅地に転換された。
1955年12月、北カリフォルニアに嵐が続いて滝のような雨を降らせた。雨水が地域の川を全て溢れさせ、堤防を破壊した。ユバシティで起こったクリスマスイブの堤防破壊は特に破壊的なものであり、38人の命が失われ〔、中心街には大きな損害を出させた。1955年にユバ郡空港のマネジャーだったディック・ブラントに拠れば、ヘリコプターで救出されたサッター郡住人は550人ないし600人に上ったとされている。
1961年3月14日、核兵器を運んでいたB-52ストラトフォートレスがユバシティ近くを飛行しているときに、圧力異常で高度を下げざるを得なくなった。このために予定以上に燃料が消費されて不足する事態になった。B-52機は給油機が来る前に墜落した。操縦士が退出命令を出し、乗員が高度10,000フィート (3.000 m) で脱出したが、操縦士だけは人家のある地域を避けるために高度4,000フィート (1,200 m) で脱出した。機体は破壊された。マーク39核融合爆弾2発(公開されたエネルギー省の映像と写真から識別)は衝撃で破壊されたが爆発は起こらず、放射性物質の流失も起こらなかった〔
〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ユバシティ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yuba City, California 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.