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ユリウス年( ねん、Julian year)は、主に天文学で使われる時間の単位である。その名のとおりユリウス暦による年に等しく、正確に 365.25日 = 正確に31 557 600秒である。なお、ここでの「日」とは厳密に86 400秒を指しており、平均太陽日(一日の長さ:LOD)や暦日ではない。 「ユリウス年」の呼称は、ユリウス暦での平均暦年が365.25暦日であることによる。なお、ユリウス年は、ユリウス通日(ユリウス日)とは全く異なる概念であることに注意。 平均太陽年(約365.242 189 57日 = 31 556 925.179 秒 (2013年央値))や、グレゴリオ暦での平均暦年(正確に365.2425日=正確に31 556 952秒)を使うと、1ユリウス年は、約1.000 021 384平均太陽年、約1.000 020 534グレゴリオ暦平均暦年に当たる。 ==使用== ユリウス年は、主に天文学で使われる。国際天文学連合 (IAU) は、年をユリウス年で定義している〔 4.13 Non-SI units、Table 5. Non-SI units that are recognised for use in astronomny.〕。単位記号は a で、ラテン語 の略である。 天体の公転周期を年で現すとき、通常はユリウス年が使われる。1光年は、真空中の光が1ユリウス年に進む距離であり、正確に 9 460 730 472 580 800 m である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ユリウス年」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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