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ユリウス氏族 : ミニ英和和英辞書
ユリウス氏族[ゆりうすしぞく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [うじ]
 【名詞】 1. family name 2. lineage 3. birth 
氏族 : [しぞく]
 【名詞】 1. clan 2. family 

ユリウス氏族 : ウィキペディア日本語版
ユリウス氏族[ゆりうすしぞく]

ユリウス氏族 () は、古代ローマ氏族の一つ。ユリウス氏族はパトリキ系の氏族の一つで自らの祖先がアエネイアスの息子ユルスであるとし、アエネイアスを通して女神ウェヌスにも連なると主張していた。
王政ローマにおける第3代の王、トゥッルス・ホスティリウスによって滅ぼされ、ローマに移住させられたローマの隣国アルバ・ロンガの有力者の一族。ユリウス氏族の女性はユリアと呼ばれた。ユリウス氏族に属する代表的な家族としてカエサル家がある。
共和政末期ローマの独裁官ガイウス・ユリウス・カエサルもユリウス氏族に属しており、カエサルが改めた暦にもユリウス暦(さらに7月、英語ではJuly)としてこの名が使われている。さらにカエサルの跡を継いだガイウス・ユリウス・カエサル・オクタウィアヌス(アウグストゥス)が開始した帝政ローマにおいて、アウグストゥスから続く最初の元首の家系もユリウス氏族からユリウス・クラウディウス朝と呼ばれている。
カエサルはガリア戦争の戦後処理として、部族長達にそれまでの特権をそのまま認め、ローマ市民権を与え、そして自らの家門名ユリウスも大盤振る舞いし、クリエンテス網に組み込んだ。そのため帝政期ガリアの有力者にはユリウスの名を持つ者が多い。

ユリウスの氏族名を持つローマ人には以下がいる。
*ユリウス・プロクルス
*ガイウス・ユリウス・カエサル



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ユリウス氏族」の詳細全文を読む




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