翻訳と辞書
Words near each other
・ ユーグリッド
・ ユーグレナ
・ ユーグレナ (企業)
・ ユーグレナモルファ
・ ユーグレナモール
・ ユーグレナ植物
・ ユーグレナ植物門
・ ユーグレナ藻
・ ユーグレナ藻綱
・ ユーグレノゾア
ユーグレノゾア門
・ ユーグロブリン、オイグロブリン
・ ユーグロブリン溶解時間、オイグロブリン溶解時間
・ ユーグ・カペー
・ ユーグ・グリゼリ賞
・ ユーグ・ド・ショーナック
・ ユーグ・ド・フランス
・ ユーグ・ド・リオンヌ
・ ユーグ・ド・ヴェルマンドワ
・ ユーグ・マニュス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ユーグレノゾア門 : ミニ英和和英辞書
ユーグレノゾア門[もん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [もん]
  1. (n,n-suf) (1) gate 2. (2) counter for cannons 

ユーグレノゾア門 ( リダイレクト:ユーグレノゾア ) : ウィキペディア日本語版
ユーグレノゾア[もん]

ユーグレノゾア(Euglenozoa)は、運動性のある藻類として有名なミドリムシが属するユーグレナ植物門(Euglenophyta)と、アフリカ睡眠病を引き起こす事で知られる病原体トリパノソーマなどが含まれるキネトプラスト類(Kinetoplastida)とをまとめた分類群である。1981年、Cavarier-Smithにより提唱された。
== 概論 ==
多くの自由生活性の鞭毛虫と、少数の寄生虫として重要な種を含むグループである。大部分は小型で体長15-40μm程度であるが、ユーグレナ植物の中には500μmに達するものもいる。
ユーグレノゾアの生物の大部分は、細胞前部の窪み () から生じる二本の鞭毛を持つ。鞭毛の一方は前方に伸ばし、もう一方は後方に引きずるか、或いは退化的である。後鞭毛が極端に短い場合は窪みから出ず、光学顕微鏡観察では一本鞭毛であるかのように見える。この窪みの近傍(種によっては内部)には捕食装置 () があり、鞭毛基部から伸びる鞭毛根の一つに支持されている。この構造は、後述するユーグレノゾア共通の特徴の一つである。
多くのユーグレノゾアの生物は、バクテリア等の小さな獲物を捕食するか、吸収栄養を行う。吸収栄養は寄生性の種に限らず、自由遊泳性で捕食と併用する種もある。しかしながらユーグレナ植物の大部分は葉緑体を持っており、独立栄養生活を営む。そのような光合成を行う種では、光に応答する為の眼点を備える場合が多い。ユーグレナ植物の光合成色素組成は陸上植物のそれに近く、葉緑体が緑藻の二次共生に由来するものである事を示唆している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ユーグレノゾア」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Euglenozoa 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.