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ヨウラクラン ''Oberonia japonica'' (Maxim.) Makino は小型のラン科植物。ぶら下がるように着生し、穂状の花序を垂らす。 == 特徴 == 常緑性の多年草で着生植物〔以下、佐竹他(1982)p.221〕。複数の茎が寄り集まるように出て、下向きに垂れる。茎は短く、葉が密に出る。偽鱗茎はない。茎の長さは1-4cmになり、葉が4-10つく。葉は袴状で左右から扁平になっており、長さ1-3cm、幅は2-5mm、先端は急に狭くなって尖る。 花期は4-6月。茎の先端から花序が出る。花序は長さ2-8cmで細長く垂れ、ごく小さな花を多数つける。個々の花は輪生状に着く〔横田・橋本(1996)p.171〕。花の基部には細い苞があり、卵状披針形、膜質で長さ0.5-2mm、先端が鋭く尖る。花は淡い黄褐色で、萼片は長さ0.5mm、広卵形で先端が丸い。側花弁は萼片よりやや短くて卵形。唇弁は全体としては基部が幅広く、倒卵円形だが、先端は深く切れ込む。基本的には側裂片と中裂片に分かれるが、中裂片がさらに三裂するので、全体としては5裂して見える。その中で中裂片の中央の裂片が一番小さい〔北村他(1964)p.44〕。 名前の由来は瓔珞蘭であり、花序の垂れ下がる様を瓔珞(ようらく・インドで貴族が身につける装身具)になぞらえたものである。他に紅葉蘭、檜扇蘭の名もあり、いずれも葉が扇のように広がってつく事による。前者はこれをモミジの葉に見立てたものである〔牧野(1961)p.897〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨウラクラン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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