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ヨエルビ・ケサダ(Yoelbi Quesada、1973年8月4日 - )は、キューバの陸上競技選手。三段跳の選手として1990年代から2000年代にかけて活躍。1996年アトランタオリンピックの銅メダリストである。サンクティ・スピリトゥス州トリニダー出身。 == 経歴 == ケサダは、1990年の世界ジュニア選手権で銀メダルを獲得。翌年の東京で開催された世界選手権にも出場を果たし16m94で7位となる。1992年には、バルセロナオリンピックに出場。三段跳の決勝はケサダの19歳の誕生日の前日に行われ、17m18で6位入賞を果たした。ケサダは、オリンピックの翌月、2年前銀メダルに終わった世界ジュニア選手権に出場し金メダルを獲得した。 1993年にはドイツのシュトゥットガルトの世界選手権に出場したが、12位と惨敗。2年後の1995年にはスウェーデンのヨーテボリで開催された世界選手権に出場。イギリスのジョナサン・エドワーズが18m29の世界新記録を出す中、ケサダも17m59とすばらしい跳躍を見せたが、4位となりメダル獲得はならなかった。 ケサダは、1996年アトランタオリンピックに出場。4回目に17m44の跳躍を行い、アメリカのケニー・ハリソン、エドワーズに次いで銅メダルを獲得した。さらに、翌年のアテネで行われた世界選手権では、自己ベストとなる17m85で、エドワーズを押さえ、世界選手権で初めての金メダルを獲得した。 ケサダは、2000年に3大会連続のオリンピックとなるシドニーオリンピックに出場を果たす。ケサダは、最後の跳躍で17m37を跳び3位に浮上。メダル圏内に入ってきたが、同じキューバのヨエル・ガルシアが、最終跳躍で17m47を跳び逆転。ケサダは4位に転落し、惜しくもメダルを逃した。 ケサダは、シドニーオリンピック後も競技を続け、2003年の世界室内選手権では銅メダルを獲得するが、同年夏のパリで開催された世界選手権では9位。そして、4大会連続オリンピックとなった2004年アテネオリンピックでは16m96で8位に終わっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨエルビ・ケサダ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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