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ヨサホイ節 : ウィキペディア日本語版
ヨサホイ節[よさほいぶし]
ヨサホイ節(よさほいぶし)は、日本の民謡。「ヨサホイ数え歌」とも呼ばれる。
元歌はまじめな歌であったが、数え歌形式の替え歌になって普及し、現在では春歌コミックソングとして扱われる〔#有馬168-182頁〕。
== 概要 ==
作者は不詳であるが、1924年(大正13年)に広島演歌師頭領・秋月四郎が歌い始め、その後全国的に広まった〔。
元歌の歌詞は、
というもので、若い二人の別離が主題になっていた〔。ところがこの元歌の歌詞は現在ほとんど歌われることはない。全国に広まるうち、「一つ出たわいのよさほいのほい~ 二つ~」というような数え歌形式の替え歌になり、若者たちの間でもてはやされてきた。「ヨサホイ節」は日中戦争から太平洋戦争中にかけても、軍隊芸妓の間でもうたいつがれた〔。戦後もしたたかに生き延び、学生や若者の酒席の騒ぎ歌として愛唱されてポピュラー春歌となり「艶笑数え歌」とも名付けられた。1967年、大島渚監督『日本春歌考』の中で春歌の代表のひとつとして取り上げられ、それ以来、特に若者たちに注目を浴びることになった。「春歌」という言葉が定着したのはこの映画以降といわれる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヨサホイ節」の詳細全文を読む




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