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ヨジババは学校の怪談、都市伝説の一つ。東京都、大阪府、愛知県、滋賀県などにおいて、1970年代前半には語られていた。 == 概要 == 怪談の内容をおおまかに表現すると、午後4時頃、学校内の特定の場所にいると、正体不明の老婆に襲われるというものである。この老婆は子供をさらうこともあり、四次元に引きずり込む、何もない世界へ連れて行くとも言われている〔。 老婆に遭うと金縛りに遭う、トイレに閉じ込められるともいう〔。人間を殺すともいい、赤いマフラーで絞殺される〔、鎌で斬り殺されるといった説もある〔。 他の怪談話と同様、設定のバリエーションに富んでおり、出現時刻が「午後4時」「午後4時4分」「午後4時44分44秒〔〔」「4月4日4時44分44秒〔」などまちまちであったり、その表記や読みも「ヨジババア」「よじばば」「4時ババ〔「毎日新聞」1997年12月5日 函館地方版〕」「四時ババ〔」「四次元ばばあ〔〔」などの揺れがあったり、その出現場所も4番目のトイレ〔、黒板、竹薮などかなりの違いも見られるが〔、「午後4時」と「老婆」を共通点として各地の学校に伝わる怪談である〔〔「北海道新聞」1996年5月7日 夕刊全道6面〕。 「赤い紙、青い紙」のような色に関するモチーフが加えられている場合もあり、4時にトイレに入ると「赤、青、黄、どれがいる?」と声がし、「赤」と答えると赤いマフラーで絞殺され、「青」と答えると血を抜かれて真っ青になり、「黄」と答えると助かるなどともいう。色についての問いに対し「四字ババ色と肌色」と答えなければ殺されるともいう〔。 老婆の姿について語っている例は少ないものの、血だらけの老婆〔、人骨を積んだ乳母車を押している〔、透き通った目だけで現れる〔、などの説がある。 名前や場所、時刻に「4」が絡むのは、「4」が「死」を連想させることが、この老婆の恐ろしさを暗示しているとの指摘もある〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨジババ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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