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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 問 : [もん] 【名詞】 1. problem 2. question ・ 問題 : [もんだい] 【名詞】 1. problem 2. question ・ 題 : [だい] 1. (n,vs) title 2. subject 3. theme 4. topic
ヨセフスの問題(ヨセフスのもんだい、)は、計算機科学および数学の理論的問題のひとつ。ジョセファスの問題とも。 人の人間が円を描くように並び、処刑されるのを待っている。最初の人をスキップし、さらに 人をスキップし(つまり、 人をスキップして ''k''番目の人に到達する)、''k''番目の人を処刑する。そしてそこから、再度 人をスキップして ''k''番目の人を処刑する。これを延々と続け(円は徐々に小さくなっていく)、最後に残った1人を釈放する。 問題は、 と が与えられたとき、起点をどこにしたら特定の人を最後まで残せるかである。 == 歴史 == ヨセフスの問題は、紀元370年ごろにヘゲシッパスが『ユダヤ戦記』(フラウィウス・ヨセフス)をもとに書いた次のような問題が起源とされている。 「ユダヤ人はローマに反抗して独立戦争を起こしたときのこと、ユダヤ側の総司令官ヨセフスは、ヨタパタの町に籠城したが、ローマ軍に包囲され46日で陥落した。 同志40人と洞穴に逃れたが食料も尽きてきた。衆議は降伏を拒否し自決することで決着したが、ヨセフスと彼の友人の2人は何とか生きのびたいと思っていた。 いよいよ集団自決をする段になって、ヨセフスはある方法を提案した。それは、全員を円形に並べ、3番目に位置する者が他の同志に殺してもらい、これを繰り返す。最後の一人は自殺をするというものであった。この提案にみんなが賛成したので、ヨセフスと友人は16番目と31番目に位置して助かった。」 この話はヨセフスの『ユダヤ戦記』を見ると、「ヨセフスの問題」方式をとったこと以外はそのままだという〔The War of the Jews 3.387-391〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨセフスの問題」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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