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ヨッシー (''Yoshi''〔初期の作品では「Yossy」と綴られていたこともある。〕) は、任天堂が発売したコンピュータゲームソフトのシリーズ、マリオシリーズに登場する架空のキャラクター。 ヨッシーの大好物はリンゴとモンブラン。嫌いなものはシメサバ。特技は早食い。 == 概要 == 『マリオ』シリーズで活躍する恐竜の一種。カメ族〔2010年10月21日発売の「スーパーマリオコレクション スペシャルパック」付属のブックレットの「スーパーマリオワールド」内での手塚卓志のコメントより。〕の一種と称されることもある。単一個体ではなく、一族の総称をヨッシーと呼ぶ。基本的に平和を好む温厚な種族であり、マリオの良きパートナーとして活躍することが多い。ヨースター島、恐竜ランド、ヨッシーアイランド、ジャンボル島、ドルピック島などに生息する。カメ族という設定もある。また、『ヨッシーのたまご』の任天堂公式ガイドブックでは、オリジナルストーリーが作られたり、ヨッシーの私生活が載っていたりする。 二足歩行で、褐色の丈夫な靴を履き、背中には鞍〔『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』では赤い甲羅とも言われている。2010年10月21日発売の「スーパーマリオコレクション スペシャルパック」付属のブックレットの「スーパーマリオワールド」内での手塚卓志のコメントでも、「コウラのつもり」と証言している。〕を付けている。大きな鼻が特徴。初期は体が長かったが、次第に短くなっていき、鞍も現在はラクダのコブのような形になっている。性別がなく、卵を即産むことができる。性格は男性寄りであるが、設定が固まる前の『64ドリーム』にて「卵を産むからメス」と述べられたことがあり、これを踏襲した漫画作品もある。 恐竜とは言え、マリオ達とは普通に会話が可能。一人称は「ヨッシー」または「ボク」(一部の漫画では「私」という場合もある。『スーパーマリオワールド』では「ボク」、『いただきストリートDS』では「ヨッシー」であった)。各ゲームごとに能力は多少異なる。 「ヨッシー」という名前は、任天堂社員のあだ名に由来して命名された(『ニンテンドードリーム』より)。また、その響きから、ネッシーのパロディのように扱われることもある。 鳴き声は登場した当初はSEであったが、『ヨッシーストーリー』からは声優を戸高一生が務めることとなり(ただし収録した声を加工して使用している)、作品によって戸高ボイスかSEのどちらかが採用されている(『マリオパーティ』の『3』までや『New スーパーマリオブラザーズ Wii』などはSE。『スーパーマリオギャラクシー2』では戸高ボイスとSEの両方が使用されている)。暫くの間、ヨッシーの鳴き声は『ヨッシーストーリー』で収録・加工したものをそのまま使い回していたが、2000年代後半頃からは、新たに収録・加工した声も使われるようになった。なお、登場した当初はヨッシーが登場する日本のCMでは山本圭子またはこおろぎさとみが声優を務めていた。また、『スーパーマリオワールド マリオとヨッシーの冒険ランド』では緑ヨッシーが坂本千夏、赤ヨッシーが大谷育江が務めていた。マリオシリーズでは通常のゲーム版で日本人声優の声が採用されている数少ないキャラクターである。 ヨッシーの特徴として、「足が速い」という事から、マリオシリーズのスポーツ関連の作品では、殆どが「スピードタイプ」に設定されていることが多い。また、好きな事が大好きなフルーツを長いベロで食べるなどから、「食べる事に執着している」キャラでもある。『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』では、審判のジュゲムから「ヨッシーさん、他のチームメンバーを食べてはいけませんよ」と言われた程であった。 マリオシリーズスポーツ・バラエティのゲームには必ずといっていいほど出演しているが、マリオテニスアドバンスなど未登場の作品がわずかながら存在する。2008年にオリコンが調査した「好きなTVゲームのキャラクター」において、マリオシリーズのキャラクターでは1位のマリオに次いで3位にランクインしている。 2015年11月21日には、誕生25周年を迎える(ヨッシーが初登場した作品スーパーマリオワールドの発売が1990年11月21日のため)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨッシー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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