翻訳と辞書
Words near each other
・ ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)
・ ヨハネ・パウロ2世国際空港
・ ヨハネ・パウロ2世空港
・ ヨハネ・パウロ二世
・ ヨハネ・パウロ二世 (ローマ教皇)
・ ヨハネ・パウロ教皇
・ ヨハネ・ヒュルカノス1世
・ ヨハネ・ヒルカノス1世
・ ヨハネ・ヒルカノス2世
・ ヨハネ・ボスコ
ヨハネ伝
・ ヨハネ受難曲
・ ヨハネ文書
・ ヨハネ文書の著者
・ ヨハネ書簡
・ ヨハネ福音書
・ ヨハネ騎士団
・ ヨハネ黙示録
・ ヨハヒム・フォン・リッベントロップ
・ ヨハン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ヨハネ伝 ( リダイレクト:ヨハネによる福音書 ) : ウィキペディア日本語版
ヨハネによる福音書[よはねによるふくいんしょ]

ヨハネによる福音書(ヨハネによるふくいんしょ、 Kata Iōannēn Euangelion、)は新約聖書中の一書。
マタイによる福音書』、『マルコによる福音書』、『ルカによる福音書』に次ぐ4つの福音書イエス・キリストの言行録)の一つである。ルターは本福音書とパウロ書簡を極めて高く評価しており〔M.ルター『新約聖書への序言』「新約聖書の正しい且つ最も貴重な書はどれであるか」(1522年)、石原謙訳『キリスト者の自由、聖書への序言』岩波文庫、1955年 ISBN 4003380819 所収〕、その影響は現在のプロテスタント各派に及んでいる。
==概要==
第四福音書」に位置づけられる『ヨハネによる福音書』は「共観福音書」と呼ばれる他の3つとは内容的に一線を画した内容となっている。この福音書が4つの中で最後に書かれたということに関して研究者たちの意見は一致している。初代教会以来、伝統的にはこの『ヨハネによる福音書』の筆者は、カトリック教会正教会等で伝承されてきた聖伝においては、文書中にみえる「イエスの愛しておられた弟子」すなわち使徒ヨハネであると伝えられてきたが、近代以降の高等批評をとなえる聖書研究家の間ではこの考え方を支持するものはいない。田川建三はこの書は作者ヨハネが自分のかなり特殊な宗教思想を展開した書物であり、イエスを知るための直接の資料にならないとする〔田川建三イエスという男』第二版 p.27〕。成立時期については、最古の写本断片が120年頃のものとの鑑定から一世紀末という見解が多数であったが、特に近年、この鑑定に対する疑問がタイセンらによって提示され彼らの間で再検討がなされている〔例えば、G.タイセン『新約聖書―歴史・文学・宗教』教文館、2003年 ISBN 4764266369〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヨハネによる福音書」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gospel of John 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.