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ヨハネ書簡(ヨハネしょかん)またはヨハネの手紙(ヨハネのてがみ)は、新約聖書の正典のうち、『ヨハネの手紙一』『ヨハネの手紙二』『ヨハネの手紙三』(以下、便宜上「第一書」「第二書」「第三書」)を指す総称。『ヤコブの手紙』や『ユダの手紙』などとともに公同書簡に分類される。また、『ヨハネによる福音書』(以下、ヨハネ福音書)、『ヨハネの黙示録』とともにヨハネ文書と総称されることもある。3書簡の著者は伝承上使徒のヨハネとされるが、高等批評の立場からは、「」などと仮称される思想集団に属する者(たち)によって書かれたと考えられている。 == 概要 == ヨハネ書簡は5章から成る第一書が最も長いが、残る2通はいずれも章分けがなされていない短いものである。第一書には著者名がなく、第二書・第三書には「長老」とだけ書かれている。これらは伝承上は使徒ヨハネに帰せられてきたが、特に第二書・第三書については古代から異説があった。いずれにしても、1世紀末から2世紀初頭に、「ヨハネ共同体」などと仮称される思想集団から発した文書であり、共同体の分裂などを背景にしているとされている。 第一書、第二書では仮現論的な思想が異端として退けられ、反キリスト(たち)として厳しく批判されている。第三書でも「長老」とディオトレフェスという人物の対立が見られるが、その背景が第一書、第二書と同じかには議論があり、むしろ教会制度の過渡期を伝えるという側面から評価されるようになっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨハネ書簡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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