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ヨハンネス・グラティアヌス
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ヨハンネス・グラティアヌス : ウィキペディア日本語版 | ヨハンネス・グラティアヌス
ヨハンネス・グラティアヌス(Johannes Gratianus、1100年? - 1150年?)は、12世紀のボローニャの法学者。グラーティアヌスとも。 == 人物 == その生涯の詳細は定かでなく伝説に包まれている。数多くの教令を精選し、これに解説をつけた『矛盾教会法令調和集』(Concordia canonum discordantium)を出版し、教会法を理論的に体系化したことから、カノン法学の父と呼ばれる。「矛盾教会法令調和集」は後に『グラティアヌス教令集』(Decretum Gratiani)と呼ばれるようになって権威付けされ、大学で、カノン法とローマ法の双方を修めた「両法博士」(doctor utriusque juris)は西欧諸国で通用する大変権威あるものとなった。 両剣論を説いたことでも知られる〔苑田亜矢「一二世紀後半イングランドにおける両剣論 」熊本法学, 127: 241-289,2013-03-21〕。他に「正当戦争論」、「利息禁止論」などがある。
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