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ヨハン・アモス・コメニウス : ミニ英和和英辞書
ヨハン・アモス・コメニウス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ヨハン・アモス・コメニウス ( リダイレクト:コメニウス ) : ウィキペディア日本語版
コメニウス

コメニウスJohannes Amos Comenius1592年3月28日 - 1670年11月15日)は、 モラヴィア東部(ワラキア地方)・ニヴニツェ Nivnice/Nivnitzで生まれた教育学者。本名は、ヤン・アーモス・コメンスキー(Jan Ámos Komenský)という。コメニウスはラテン語の執筆活動名。もっともコメンスキーという苗字も生まれた村の名前にちなんで本人が後日考え出した名前だという。
1988年から1993年まで流通した旧チェコスロバキアの20コルナ紙幣に肖像が使用されていた。
== 経歴 ==
コメニウスは両親を若い時に亡くし、神学の研究を続けていた。1616年に司祭に叙階される。家族はプロテスタントであったが、1617年以降、ボヘミヤに統合されたモラヴィアではプロテスタントを弾圧する宗教的な混乱が相次ぎ、1618年5月23日、プラハ窓外投擲事件〔ボヘミヤの君主フェルディナント2世は、1617年以降プロテスタントを弾圧を続けていた。1618年5月23日、皇帝の代理官2人と秘書1人がプラハで窓の外へ放り出され、殺害された。この事件はすぐにプロテスタントとカトリックの抗争に発展した。プロテスタントが破れカトリック化されたが、ボヘミヤでの残虐行為は止まらなかった。周辺のデンマーク、スエーデン、フランスがこの紛争に介入し、30年戦争となった。このボヘミヤでの残虐行為をコメニウスが目撃し、深く悲しみ悩んだ。そして、この狂気で残虐の迷宮から抜け出せるのは、子どもに与える新しい教育だけであると考えるようになった。(フランソワ・トレモリエール、カトリーヌ・リシ編者、樺山紘一日本語版監修『ラルース 図説 世界史人物百科』Ⅰ 古代ー中世 原書房 2004年 297-298ページ)〕が起こった。1620年11月3日、ボヘミヤのプロテスタントの集団がビーラ・ホラーでの戦いに敗れ、コメニウスは虐殺の現場に居合わせた。1627年7月カトリックだけを国教とする法律が公布され、長い逃亡生活に入った。その間に妻と2人の息子を亡くし、1628年、ポーランド西部のレシュノにたどり着いた〔フランソワ・トレモリエール、カトリーヌ・リシ編者、樺山紘一日本語版監修『ラルース 図説 世界史人物百科』Ⅰ 古代ー中世 原書房 2004年 296-297ページ〕。
モラビア兄弟団あるいは共同生活の兄弟団というプロテスタントの一派の代表の1人で、その教団の営む教育施設の監督を勤めた。三十年戦争およびその後の宗教戦争で故国を追われ、終生、故郷に戻ることはなかったものの、学校改革の指導者、教育改革の提言者にして、宗教的な福音の宣教者として、ヨーロッパ中の宮廷議会から助言を求められた。そのなかには宰相リシュリュー、スウェーデン宰相オクセンシェルナドイツハンガリーの諸侯にイギリス議会、アムステルダム市会も含まれていた。
1657年にアムステルダム(オランダ)に移住し、そこで『教授学著作全集』を刊行し、1670年に生涯を閉じた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 John Amos Comenius 」があります。




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