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ヨモギホンヤドカリ : ミニ英和和英辞書
ヨモギホンヤドカリ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ヨモギホンヤドカリ : ウィキペディア日本語版
ヨモギホンヤドカリ

ヨモギホンヤドカリ(蓬本宿借、蓬本寄居虫)、学名 ''Pagurus nigrofascia'' は、十脚目ホンヤドカリ科に分類されるヤドカリの一種。北海道南部から九州まで各地の岩礁海岸に生息する小型のヤドカリである。南日本では「夏眠」して冬に活動する特異な生態をもつ〔Komai Tomoyuki"''Pagurus nigrofascia'', a new species of hermit crab (Decapoda: Anomura: Paguridae) from Japan" (日本産ホンヤドカリ属の一新種) Crustacean research (25), 59-72, 1996-12-20 日本甲殻類学会〕〔Goshima Seiji, Wada Satoshi, and Ohmori Hirofumi "Reproductive biology of the hermit crab ''Pagurus nigrofascia'' (Anomura: Paguridae)" (ヨモギホンヤドカリの繁殖生態) Crustacean research (25), 86-92, 1996-12-20 日本甲殻類学会〕〔今原幸光編著『写真でわかる磯の生き物図鑑』(解説 : 大谷道夫)ISBN 9784887161764 2011年 トンボ出版〕。

==形態==
成体は甲長10mm前後で、オスの方がメスより大きい。第一胸脚は鉗脚で、右の鉗脚が左より大きい。また右鉗脚の外側には棘と長い毛が多い。第二・第三歩脚の指節は長節より短い(指節は脚先の爪がある関節、長節はその次の脛下半分にみえる関節)〔〔三島伸治 『ヨモギホンヤドカリを和白干潟で採集』 Cancer(6), 19-21, 1997-05-01 日本甲殻類学会〕〔三島伸治 『福岡のヨモギホンヤドカリ』 Cancer(7), 9-11, 1998-05-01 日本甲殻類学会〕。
体色は灰緑色で、黒褐色の小斑点があるが、第二・第三歩脚の指節基部(爪になった関節の根元)に黒褐色の帯模様があり、その周辺は橙色、爪先端は褐色である。また第一・第二触角は橙色である。この体色は分布や生息地が重複するケアシホンヤドカリ ''P. lanuginosus'' に似るが、ケアシホンヤドカリは脚先の黒帯模様がなく、触角が濃い赤色なので区別できる。また新種記載の際は、北アメリカ太平洋岸産の3種 ''P. samuelis''、''P. hirsutiusculus''、''P. venturensis'' とも比較検討されている〔〔。
学名の種小名"''nigrofascia''"は「」の意で、歩脚にある黒帯模様に由来する〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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