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ヨーク競馬場(ヨークけいばじょう、York Racecourse)はイギリスのノース・ヨークシャー州、ヨークにある競馬場である。 イギリスで最も公平なレースができる「イギリス最高の競馬場」と言われ、世界ランキング1位(2015年)のインターナショナルステークスやヨーロッパ最高賞金のハンデ戦イボアハンデキャップなどが行われる。〔〔〔〔〔〔 ==概要== ヨーク競馬場がある場所は''Knavesmire''(ネーヴスミア〔ほかにも文献によってネーヴスマイア、ナベスミア、ナベスマイアなどの表記がある。〕)といい、しばしばこれがヨーク競馬場の異称として用いられる。ヨークでは古代から競馬が行われた記録があるが、ネーヴスミアでの競馬の確かな記録は1731年に遡り、ヨーク競馬場はこれを公式な創設年と称している。〔〔〔 ヨーク競馬場のあるヨーク地方はイングランドでも有数の競走馬の生産・調教が盛んだった地域で、イングランドでは競馬場の数が一番多い地方である。そのうちヨーク競馬場と近隣のドンカスター競馬場が特に重要な競馬場だったが、ドンカスター競馬場は18世紀後半にドンカスターカップやセントレジャーステークスといった大レースを創設して賑わっていったのに対し、ヨーク競馬場は落ちぶれていった。19世紀の半ばに競馬番組の大改革が行われ、イボアハンデキャップ、ジムクラックステークス、ヨークシャーオークスなど今でも行われている大レースが相次いではじまり、イングランドを代表する競馬場のひとつにのし上がった。とりわけ、1851年に行われたザフライングダッチマンとヴォルティジュールの「グレートマッチ」は、イギリス競馬史上最も有名なレースの一つとされている。〔〔〔〔 ヨーク競馬場の馬場はイングランドのなかでも幅が広く、カーブが少なく、道中はほぼ平らで、最後の直線走路も1kmほど(5ハロン)ある。そのため公平なレースができて、イギリスではしばしば「最高の競馬場」と賞賛されている。イギリス王室とも縁が深いことから、王立競馬場であるアスコット競馬場にみたてて「北のアスコット」と呼ばれることもあり、逆にアスコット競馬場を「南のヨーク」と称することもある。2006年には王室主催競馬のロイヤルアスコット開催がヨーク競馬場で行われた。〔〔〔 1972年にタバコ大手企業のベンソン&ヘッジスをスポンサーに据えて創設したベンソン&ヘッジスゴールドカップは、初年度から無敗馬ブリガディアジェラードとダービー馬ロベルトの対戦カードを実現し、大変な話題を集めた。エリザベス2世もこの対決を観戦にやってきたが、国王がヨーク競馬場に来るのは339年ぶりだった。この大競走は1980年代にインターナショナルステークスと改称し、2015年には国際競馬統括機関連盟による世界ランキングで1位と評価され、「世界一レベルが高いレース」と公認された。〔〔〔〔〔〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨーク競馬場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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