|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ヨーロッパタナゴ(、学名 : ''Rhodeus amarus'' syn.:''R. sericeus amarus'' )は、コイ科のタナゴ亜科に属する淡水魚の一種。 == 分布 == ヨーロッパ原産で、フランスのローヌ川流域からロシアのネヴァ川にかけて分布する。1782年にドイツの魚類学者マルクス・E・ブロッホによってコイ属の ''Cyprinus amarus'' の学名で原記載され、次いで科学誌にシベリアの近縁種 ''Rhodeus sericeus'' の亜種 ''R. s. amarus'' として紹介された〔''Rhodeus amarus'' :FishBase Ed. Ranier Froese and Daniel Pauly. February 2007〕。両者は長らく亜種の関係にあるとして扱われてきたが、近年の分類体系見直しによってそれぞれ別種として区別された。以後、本種の学名は ''R. amarus'' となっている。 ヨーロッパに生息するタナゴ亜科魚類は本種のみであり、現地ではビターリング(Bitterling=タナゴ)の名で知られる。しばしば科学的な文献等においても単にビターリングと表記されるが、これはかつて本種が ''R. sericeus'' の亜種とされていた頃の名残で、専門的には誤りである。ビターリングの呼称はタナゴ亜科魚類のどの種に対しても使われるため、これに起因する齟齬を生じるケースがあり留意が必要である。日本のタナゴ ''Acheilognathus melanogaster'' においても同様の問題がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨーロッパタナゴ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|