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ライオンゴロシ(学名 : ''Harpagophytum procumbens'')は、ゴマ科の植物の1種である。木質でかぎづめのある果実をつけることが特徴で、英名の「devil's claw」(悪魔のかぎづめ)、「grapple plant」(絡み合う植物)の由来となった。属名である「''Harpagophytum''」は、英名「grapple plant」をギリシャ語に訳した言葉である。種小名である「''procumbens''」は前立腺を意味し、茎が地面を這っている状態から名付けられた。果実のかぎづめにより動物の毛やひずめに絡み付き、それによって、広く散布され、自生範囲を広げている。ライオンの口にこの果実が絡み付くと、その痛さのあまり、餌をとることができず、餓死したことから「ライオンゴロシ」という名がつけられたと言われる〔 〕。 == 特徴 == ライオンゴロシは、水分の多い塊茎を持つ多年草である。地上茎は、地面を這いながら年間2m成長する。地上茎は、一次塊茎から成長する。塊茎から成長した主根は、地下2m近くまで成長する。二次塊茎は、一次塊茎から成長し、長さ25cm、厚さ6cmまで成長する。二次塊茎には、デンプンなどの光合成の生成物が含まれる。葉は単生で、対生であり、長さ6.5cm、幅4cmになる。葉には切れ込みがある。花は、5 - 6cmの長さで、筒状の花をつける。花の色は、明るいムラサキ色あるいはピンク色(あるいは白色)であるが、筒の内部は黄色である。夏期(現地では11- 4月ごろ)に咲く。果実は1月に成熟する。大きく直径12cmに達し、4つのかぎづめがある。種子は、暗茶色あるいは黒色である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ライオンゴロシ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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