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Write Once Read Many(ライトワンスリードメニー)は、書き込みは一回限りだが読み取りは何度でもできる記憶装置や電子媒体のこと。WORMと略し、一般にはライトワンスと称される。いっぺんに全領域への書き込みが必要な場合と、あとから追加して書き込むこと(追記)が可能な場合とがある。 メモリチップとしてはPROMがある。光ディスクないし光磁気ディスクでは、過去の一時期、各種独自のWORMメディア/ドライブが存在したが、現在では規格統一されたCD-RやDVD-R・BD-R・HD DVD-Rの各光ディスクを主流とする。 == 特徴 == 一度書き込んだ情報は消去も改変もすることができない。この特性によって、誤って情報を消去してしまったり、書き換えてしまう事故は起こりえないので、改変予定のない情報の長期保存や蓄積に適している。反面、不要な情報を書き込んだ場合であっても取り除くことはできず、訂正もできない。また、書き込みに失敗した場合であってもメディアの再利用はできないといった弊害もある。 現代では、一般に入手可能な電子記録メディアにおいて劣化せず恒久的に情報を保存できるものは存在しない。メディアの素材や製造時の品質などの要素により劣化のしやすさは変わってくる。また使用環境や保存環境にも左右される。これにはライトワンスメディアも含まれ、メディアの劣化が進むと記録した情報が消失する(読み出せなくなる)場合がある。情報消失による損害を防ぐためには、随時書き換え可能なメディアと同じようにバックアップをとることが推奨される。 元々読み込み専用規格として開発されたCDやDVDのライトワンス型記録用ディスク(CD-RやDVD-R)では、それらに非対応の再生専用機器(DVDプレイヤーなど)ではそのままでは再生できない記録フォーマットもある。フォーマットによっては、ファイナライズにより以後の追記を打ち切ると同時に、読み込み専用メディアと同様に非対応の再生専用機器でも再生することができるようになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Write Once Read Many」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Write once read many 」があります。 スポンサード リンク
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