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ライナー・シュットラー : ミニ英和和英辞書
ライナー・シュットラー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ライナー・シュットラー : ウィキペディア日本語版
ライナー・シュットラー[ちょうおん]

ライナー・シュットラーRainer Schüttler, 1976年4月25日 - )は、ドイツコルバッハ出身の男子プロテニス選手。2003年全豪オープン男子シングルス準優勝者。2004年アテネ五輪男子ダブルスで、ニコラス・キーファーとペアを組んだ銀メダル獲得もある。自己最高ランキングはシングルス5位、ダブルス40位。ATPツアーでシングルス4勝、ダブルス4勝を挙げた。身長180cm、体重75kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
== 選手経歴 ==
シュットラーは9歳だった1985年、(当時は旧西ドイツの時代)ボリス・ベッカーウィンブルドンに史上最年少の「17歳7ヶ月」で初優勝した快挙に刺激されてテニスを始めた。1995年にプロ入り。男子テニスの下部組織「チャレンジ・ツアー」を回っていた時期、1996年名古屋の試合でプレーしたことがある(結果はベスト8)。ベッカーミヒャエル・シュティヒの“後継者”として早くから注目されていた、ニコラス・キーファートミー・ハースの2人に比べて、シュットラーは遅咲きタイプの選手である。1999年1月にドーハの試合でプロ初優勝を遂げ、初めて世界ランキング50位以内に入る。この年から、彼は男子テニス国別対抗戦・デビスカップのドイツ代表選手に選ばれた。
それから4年後、2003年全豪オープンにおいて、第31シードだったシュットラーは準決勝でアメリカアンディ・ロディックを破り、ダークホースの選手として4大大会決勝に初進出を果たす。その決勝戦ではアンドレ・アガシからわずか5ゲームしか奪えず、 2-6, 2-6, 1-6 の完敗で準優勝に終わった。この時、シュットラーはすでに26歳を迎えていた。(この2003年全豪オープンが、アガシの最後の4大大会優勝になった。)
2003年は全豪準優勝の波に乗って好調なシーズンを送り、年間最終ランキング6位につけた。同年10月に来日し、「ジャパン・オープン」の男子シングルス決勝戦でフランスセバスチャン・グロジャンを 7-6, 6-2 で破って優勝している。2004年アテネ五輪の男子ダブルスで、シュットラーはニコラス・キーファーとペアを組み、決勝でチリ代表のニコラス・マスー&フェルナンド・ゴンサレス組に 2-6, 6-4, 6-3, 6-7, 4-6 のフルセットで敗れて銀メダルになった。
それからしばらく好成績がなかったが、2008年4月にダブルスで2大会に優勝する。これでシュットラーの男子ツアーダブルス・タイトルは4つになった。2008年ウィンブルドンにおいて、ライナー・シュットラーは世界ランキング94位の低位置から勝ち進み、32歳にして初のベスト4に進出した。2回戦で第9シードのジェームズ・ブレークアメリカ)を 6-3, 6-7, 4-6, 6-4, 6-4 のフルセットで破って波に乗り、準々決勝のアルノー・クレマンフランス)戦では 6-3, 5-7, 7-6, 6-7, 8-6 で2日がかりの試合を制し、5年前の2003年全豪オープン以来の大舞台に姿を見せた。初進出の準決勝では、第2シードのラファエル・ナダルに 1-6, 6-7, 4-6 のストレートで完敗した。北京五輪の男子シングルスで、シュットラーは1回戦で日本錦織圭を破った後、2回戦でノバク・ジョコビッチセルビア)に敗れた。
シュットラーは2012年全豪オープンの予選で敗退した試合が最後の出場になり、2012年10月に正式に現役引退を発表した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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