翻訳と辞書
Words near each other
・ ライブリー (駆逐艦)
・ ライブリーク
・ ライブリーク・ドット・コム
・ ライブレード
・ ライブロック
・ ライブ・アット・BBC
・ ライブ・アット・ザ・BBC
・ ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル
・ ライブ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード
・ ライブ・アット・モントルー 1976
ライブ・アット・リーズ
・ ライブ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール
・ ライブ・アライブ
・ ライブ・アルバム
・ ライブ・アンダー・ザ・スカイ
・ ライブ・アンド・アンリリースド
・ ライブ・アンド・レア
・ ライブ・ア・ライブ
・ ライブ・アース
・ ライブ・イン・ジャパン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ライブ・アット・リーズ : ミニ英和和英辞書
ライブ・アット・リーズ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ライブ・アット・リーズ ( リダイレクト:ライヴ・アット・リーズ ) : ウィキペディア日本語版
ライヴ・アット・リーズ[ちょうおん]

ライヴ・アット・リーズ』 (Live at Leeds) は、イギリスのロック・バンド、ザ・フー1970年に発表したライブ・アルバム。1970年2月14日のリーズ大学におけるコンサートの模様を収録したものである。
オリジナル版の収録曲は6曲だが、1995年に発表された「25周年エディション」では15曲に収録曲が増えた。2001年にはコンサートのほぼ全般を収録した「デラックス・エディション」が、さらに2010年には、リリース40周年を記念し、リーズ公演の翌日のハル・シティ・ホール(通称ハル)でのコンサートの模様を追加収録した「コレクターズ・エディション」が発表された。
==解説==
本作はザ・フーにとって初のライブ盤であるが、それまでにもライブ盤を作る計画は何度か立てられており、1968年、3rdアルバム『セル・アウト』に伴うツアーで初のライブ録音が行われた。だが、日増しにセットリストが充実していくのにつれ、録音したものが古く色褪せたものになってしまったためにリリースは見送られた〔レコード・コレクターズ増刊「ザ・フー アルティミット・ガイド」(2004年)72-73頁。〕。
1969年、初のロック・オペラ・アルバム『トミー』がリリースされ、それに伴うツアーでもライブ録音が行われた。このツアーでは『トミー』のほぼ全曲をノンストップで再現するという試みがなされ、2時間以上にも及ぶ長尺のコンサートとなり、それだけに録音素材も豊富だったが、80時間という〔シンコーミュージック刊『エニウェイ・エニハウ・エニウェア』(アンディ・ニール、マット・ケント著、佐藤幸恵、白井裕美子訳、2008年)、209頁。〕膨大な録音テープの中から最良のものを吟味する作業に疲れ果てたピート・タウンゼントは、再びこの素材も放棄してしまう。なお、ここでの録音素材は、タウンゼントによれば海賊盤として流出するのを避け、全て破棄されたとの事だが、いくつかの音源は現存している〔。
しかし今回ばかりは諦めずに、1970年2月、リーズ大学にパイ・レコードの移動式スタジオを持ち込んでライブ録音を行った。リーズ公演での録音に問題があった場合を考慮し、翌日のハル公演でも同様に録音が行われた〔。
2日間のコンサートは非常に盛況で、タウンゼントが後に「最高の観客」と語るほどだった。ロジャー・ダルトリーによれば「ハルの方がリーズよりもすごかった」とのことだが〔ザ・フーが名盤『ライヴ・アット・ザ・リーズ』の新バージョンをリリース 〕、ハル公演の音源はベースの音が機材のトラブルにより使用できなくなったため、録音状態が良好だったリーズ公演の音源を編集し、1970年5月に『ライブ・アット・リーズ』と題してリリースした。アルバムはこれまでのスタジオ・アルバムでは表現しきれなかったザ・フーのヘヴィな一面がより前面に押し出されている。収録曲は6曲のみであったが、解散後の1984年に『フーズ・ラスト』がリリースされるまでは、ザ・フー唯一の公式ライブ・アルバムであった〔。
本作からは「サマータイム・ブルース」(エディ・コクランのカバー)がシングル・カットされ、全英38位を記録。B面の「ヘヴン・アンド・ヘル」(ジョン・エントウィッスル作)は、ライブ音源ではなくスタジオ録音バージョンである〔レコード・コレクターズ増刊「ザ・フー アルティミット・ガイド」(2004年)126頁。〕。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ライヴ・アット・リーズ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Live at Leeds 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.