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ライヘンバッハ・ヒーロー : ミニ英和和英辞書
ライヘンバッハ・ヒーロー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ライヘンバッハ・ヒーロー : ウィキペディア日本語版
ライヘンバッハ・ヒーロー[ちょうおん]

ライヘンバッハ・ヒーロー』()は、BBC2012年に制作したドラマ『SHERLOCK』のシーズン2・エピソード3である。
原案は『最後の事件』(1893年)・『プライオリー・スクール』(1904年)・『犯人は二人』(1904年)である。
== あらすじ ==
様々な難事件を華々しく解決し、シャーロックはすっかり有名人となっている。ジョンは「マスコミはすぐ手の平を返す」と危機感を抱くが、シャーロックは聞く耳を持たない。
シャーロックの活躍を尻目に、モリアーティは新たな悪事を計画していた。観光客を装ってロンドン塔にやって来た彼は、遠隔操作で、塔と〔ロンドン中心部イズリントン区にある男性収監用刑務所。〕の監視システムを停止させ、イングランド銀行の金庫を開錠する。それから、自身はクラウン・ジュエルの展示室で王冠をかぶって玉座に座っているところを逮捕される。
シャーロックは、モリアーティの裁判に参考人として招致される。開廷前に立ち寄ったトイレで、彼のファンを装った新人記者のキティ・ライリーに出会うが、シャーロックは彼女を無下にして立ち去る。自分の洞察力を法廷でひけらかし過ぎたシャーロックは法廷侮辱罪に問われ、一方何の弁護も用意しなかったモリアーティは、陪審員たちの弱みを握ったことで無罪放免となる〔陪審員たちの宿泊するホテルのケーブルテレビに、弱み(例えば子供の写真)を映し出し、無罪評決を出すよう脅していた。〕。
無罪となったモリアーティは、釈放されたその足でベーカー街221Bを訪れる。シャーロックは、モリアーティの事件と裁判が、どこにでも入り込めるコンピュータコードを手に入れたと誇示するためのものだったと言い当てる。モリアーティは、ナイフで ""(=、訳:借りが出来たね〔字幕や吹替版では「借りはきっと返す」とされている。〕)とリンゴに彫り、ベーカー街を立ち去る。
2ヶ月後、ジョンはディオゲネス・クラブに呼び出され、マイクロフトから一流の殺し屋が4人もベーカー街に引っ越してきた事を知らされる。ジョンが下宿へ帰ると、シャーロックの元へ、駐米イギリス大使の子供の誘拐事件が持ち込まれていた。大使の息子が、誘拐される前に機転をきかせたことで〔スパイ小説が趣味だった大使の息子は、犯人がやってきた際、とっさに亜麻仁油を床にまいていた。このため犯人の足跡が残り、シャーロックが2人の居場所を突き止めることになる。〕、シャーロックは2人がサリー州アドルストンにある菓子の廃工場に軟禁されていると突き止める〔犯人は子供たちを工場に軟禁し、水銀入りのチョコレート菓子のみを与えることで、遠隔殺人を行おうとしていた。〕。しかしこの誘拐事件そのものはモリアーティの罠だった。救出した大使の娘がシャーロックを見て怯え叫んだ事と、彼の鮮やかな解決から、ドノヴァンとアンダーソンは、誘拐事件がシャーロックの自作自演ではないかと疑い始める。シャーロックは誘拐事件の容疑者として、ジョンは彼を悪く言った警視正を殴りつけてそれぞれ逮捕され、シャーロックはジョンを人質にする形でベーカー街から逃走する。
逃走の最中、シャーロックは殺し屋の1人から、彼らの狙いがモリアーティの残した万能のキーコードだと聞き出す。シャーロックが法廷で出会った記者・ライリーの自宅に忍び込んだシャーロックとジョンは、そこで彼女の記事の情報源「リッチ・ブルック」として、モリアーティに遭遇する。ライリーは、ブルックはシャーロックが雇った俳優で、モリアーティは架空の人物に過ぎないと説明する。
ライリーの家から帰る途中、シャーロックはバーツに立ち寄り、モリーに協力を依頼する。一方のジョンはディオゲネス・クラブを訪れ、マイクロフトがシャーロックの情報と引き換えにモリアーティを尋問したと聞き出す。ジョンがバーツに着くと、シャーロックはスカッシュのボールをもてあそんでいる。数時間後、ジョンの元にハドスン夫人が撃たれたとの知らせが入り、彼は急行する。同時にモリアーティから連絡があり、シャーロックはバーツの屋上へと向かう。
シャーロックと対峙したモリアーティは、万能のキーコードは存在せず、どの事件でも協力者がいただけだと話す。加えてジョン・ハドスン夫人・レストレードを殺し屋に狙わせており、シャーロックの自殺が彼らの死を止める唯一の手立てだと話す。シャーロックは、モリアーティが生きている限り計画を中止できると返すが、彼は拳銃で頭を撃ち抜き自殺してしまう。ジョンがバーツに戻ったところでシャーロックは電話を掛け、報道の通り自分がモリアーティを創作したとジョンに告げて、屋上から飛び降りる。
後日、ジョンとハドスン夫人はシャーロックの墓参りに訪れ、墓前でシャーロックへの思いの丈を語る。カットが変わって、生きていたシャーロックがそれを見ていたと分かり、シーズン2の幕切れとなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ライヘンバッハ・ヒーロー」の詳細全文を読む




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