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ライ王のテラス(癩王のテラス、, ''Preah Learn Sdech Kunlung''、)は、カンボジアのアンコール遺跡に属するアンコール・トムの王宮の北側に位置する。 ライ王のテラスは、12世紀末にジャヤーヴァルマン7世のもと、バイヨン様式で築かれたもので、一辺が約25メートル、高さは約6メートルであり、南東側の部分には二重となった壁面が示されている〔。 現在の名称は、その場所で発見された15世紀の彫像に由来する。片足を立てた彫像はヒンドゥーの死の神であるヤマ(閻魔)を表現している〔石澤良昭『アンコール・王たちの物語』(NHKブックス, 日本放送出版協会, 2005年7月)、169-170頁〕。 その塑像(そぞう)が「ライ王」と称されたのは、変色および苔が増すにつれて、ハンセン病にかかった人を連想させ、また同様に、ハンセン病を患ったアンコールの王ヤショヴァルマン1世のあるカンボジア伝説に当てはまったことによる〔Vietnam, Cambodia, ''Laos & the Greater Mekong'' by Nick Ray, Tim Bewer, Andrew Burke, Thomas Huhti, Siradeth Seng. Page 212. Footscray; Oakland; London: ''Lonely Planet Publications'', 2007.〕。しかしながら、カンボジア人に知られている名前はダルマラーヤ (''Dharmaraja'') であり〔ダルマラーヤ (''Dharmaraja'') 、「ダルマ(Dharma、法)の王」はヤマ(閻魔)の称号。〕、これは元来あった彫像の基部に刻まれていた。 そのU字型の構造は、王族の火葬場のように使われていたとも考えられる〔。 遺跡と彫像を見た後世の人間はクメール王朝の歴史について様々な憶測を巡らせ、現地の人間は彫像が伝説の王であると信じている〔。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ライ王のテラス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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