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ラウル・アルフォンシン
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ラウル・アルフォンシン : ウィキペディア日本語版 | ラウル・アルフォンシン
ラウル・リカルド・アルフォンシン(Raúl Ricardo Alfonsín, 1927年3月12日 - 2009年3月31日)はアルゼンチン共和国の弁護士で第49代大統領(任期:1983年12月10日 - 1989年7月8日)。急進市民同盟(急進党)所属。2011年の大統領選挙に急進党系統一候補として出馬したリカルド・アルフォンシン(現在はブエノスアイレス州選出の下院議員)は三男。 アルフォンシン政権は軍政の負の遺産とでもいうべき莫大な対外債務やハイパー・インフレ、さらには軍政時代に人権侵害を行った軍人の処遇やチリとの領土問題、マルビーナス戦争(フォークランド紛争)による国際的孤立など複雑な問題への対処を迫られた。 == 来歴 == 1983年にアルゼンチンで大統領選挙と議員選挙が行われ、急進党が久々に政権に返り咲き、ラウルは大統領となった。彼は軍政期からのインフレや対外債務、マルビーナス戦争による国際的孤立などの厳しい政局の中、経済面では上手くいかなかったが、長年敵対関係が続いていたチリ、ブラジルとの関係を大幅に改善し、この融和路線は後のメルコスール形成につながった。軍政時代に人権侵害を行った軍人を裁き、軍の予算や政治力を削減して行った。こうした政策に対して3度に渡る軍の反乱もあったもの、アルフォンシンは結果として軍を統制下に置くことに成功したといえる。アウストラル計画の失敗という経済失策により任期を5ヶ月残して1989年に辞任した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラウル・アルフォンシン」の詳細全文を読む
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