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ラウンドテーブル型支援揚陸艦()は、イギリス海軍補助艦隊(RFA)が運用していた揚陸艦の艦級。艦名がいずれも円卓の騎士に由来することからこの艦級名があり、また1番艦の艦名からサー・ランスロット級()とも称される。 1960年代に6隻が建造されて就役したが、1隻がフォークランド紛争で戦没したことから、代艦として発展型1隻が建造され、またオーストラリア海軍においても準同型艦が建造されて就役した。RFAでの運用は2008年までに終了したが、原型・発展型各1隻がブラジル海軍で再就役している。 == 設計・能力 == 艦型としては凹甲板型が採用された。海軍のコマンド母艦やフィアレス級揚陸艦の補完任務や揚陸兵站活動を主目的として計画されたことから、戦車揚陸艦のようにバウドア・バウランプを有する一方、艦尾にもランプを有しており、RO-RO船としての性格もある。 最初に建造された6隻のうち、1番艦を除く5隻は総トン数4,473トン、マーリーズ・モナーク式の10気筒ディーゼルエンジンを主機としているが、1番艦のみ総トン数6,390トンと大型で、スルザー式の12気筒ディーゼルエンジンを搭載している。 艦内には、艦首尾のランプと連続する、全通した主車両甲板が設けられている。収容能力については、設計・艤装の変遷のために各艦ごとで若干の差異があるが、おおむね600ないし660m²の面積を確保して、1個中隊のチャレンジャー1/2戦車(12〜14両)、大型車両23〜31両、ランドローバー52〜62両、あるいは貨物コンテナ20〜26個を収容できた。またこれとは別に車両甲板も設けられており、こちらには大型車両19〜34両、ランドローバー50〜67両、あるいは貨物コンテナ20〜33個を収容できた。 艦尾楼甲板と上部車両甲板上にはヘリコプター甲板が設けられ、ヘリコプター発着スポットがそれぞれ1個ずつ設定されていた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラウンドテーブル型支援揚陸艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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