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『ラグナル頌歌』〔伊藤訳「原典資料」p.110 の表記。〕(ラグナルしょうか、''Ragnarsdrápa''〔)とは、スカンディナヴィアの英雄ラグナル・ロズブローク (:en:Ragnar Lodbrok) の栄誉を讃えるスカルド詩である。『ラグナルの歌』〔山室・米原訳『北欧神話物語』p.305 の表記。〕『ラグナルのドラパ』〔山室・米原訳『北欧神話物語』p.314 の表記。〕とも。 この詩は最古の著名なスカルドであるブラギ・ボッダソン (:en:Bragi Boddason) の作だとみられている。彼は9世紀ごろの人物であり、スウェーデン王ハウギのビョルン (:en:Björn at Haugi) のためにこの詩を作ったとされている〔LoveToKnow 1911 - Sweden 。〕。ブラギは、ラグナルから贈られた装飾が施された楯にこの詩を書いたという。 この詩では、以下の話が語られていた。 * ハムジルとセルリ (:en:Jonakr's sons) の、イェルムンレク王 (:en:Ermanaric) に対する抗戦。この話は古エッダの『ハムジルの歌』の中にも残されている。 * ヘジンとヘグニの終わり無き争い(ヒャズニングの戦い、英語版)。 * トールがヨルムンガンドを釣り上げようとした話。古エッダの『ヒュミルの歌』やスカルド詩の『家の頌歌』などでも語られている〔『北欧神話物語』p.305。〕。 * ゲフィオンがスウェーデンから土を鋤き上げ、シェラン島を造った話。詳細な物語が、スノッリの『エッダ』第1部『ギュルヴィたぶらかし』冒頭や、『ヘイムスクリングラ』内の『ユングリング家のサガ』の中で語られている。〔『北欧神話物語』pp.313-314。〕。 現存する『ラグナル頌歌』の断片は、スノッリの『エッダ』の中に残されている。 北欧神話の物語を含んでいる数少ないスカルド詩の一つである〔マッキネル「原典資料」p.110。〕。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラグナル頌歌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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