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ラグーナテンボス(LAGUNA TEN BOSCH)は、愛知県蒲郡市海陽町にあるリゾート施設。キャッチフレーズは夢、あこがれ、きらめくシーサイド。開業から2014年8月までは「ラグーナ蒲郡(ラグーナがまごおり)」の名称で営業が行われていた。 == 概要 == === 開発の経緯 === 1960年代後半ごろまでは蒲郡市大塚町に大塚海岸海水浴場があり、1953年に三河大塚駅を季節駅として開業するほど多数の海水浴客で賑わっていた。しかし、伊勢湾台風の影響や国道23号バイパスの開通、周辺の宅地化により次第に海水浴客が減少していった。これらのことから地元を中心とした有志および蒲郡市の計画により、1985年に県議会にて「海の軽井沢構想」が提唱され、1987年には「総合保養地域整備法(通称リゾート法)」が成立したこともあり、計画が進められていった。 海に親しむことをテーマとし、内外の人々に新しい豊かなライフスタイルを享受してもらうための施設提供を目的に、1991年から本格的な開発が開始された。蒲郡市大塚町の海浜約120ha(ナゴヤドーム25個分)を埋立て、マリーナやウォータースポーツパーク、フェスティバルマーケット、リゾートマンション、戸建別荘の建設が計画され、愛知県・蒲郡市・JR東海・トヨタ自動車・ヤマハ発動機など、民間企業9社が出資した第3セクターの蒲郡海洋開発が設立され、名称が「ラグナックスアイランド蒲郡」に決まった。 1999年1月18日、名称を「ラグナックスアイランド蒲郡」から「ラグーナ蒲郡」に変更。2001年4月1日には中部地区最大規模のマリーナ「ラグナマリーナ」が開業し、翌年4月25日にテーマパークの「ラグナシア」が、同年5月16日に「フェスティバルマーケット」が開業し、ラグーナ蒲郡の主要施設が完成した。 運営会社の蒲郡海洋開発は、2006年8月に会計ルールの変更で強いられた大幅増資後の事業展開として中期計画を発表し、リゾートマンションに限られていた分譲事業を強化することを発表。事業主体となる開発業者を活用し、大型リゾートホテルチェーンを誘致する〔ことと個別別荘分譲計画などを発表した。また、ラグナシアの施設が随時増強されるとともに、リゾート内に全寮制中高一貫校の海陽学園が開校した。 埋立地内に人工的な水路を作り個別別荘を建設しボート等で移動できるようにする予定であるとしているが、2015年2月現在、整備されていない。また、市としては整備支援はせず、整備の検討をするとしている。 2008年、リゾートトラストが200室規模の「エクシブ」ブランドの会員制リゾートホテルを2011年開業に向けて蒲郡海洋開発と土地取得協議に入ったと報じられた〔2008年8月29日付の東日新聞、中日新聞〕〔ホテル&リゾート 2008年12月05日発売号 - 経済新報社〕。後に、2013年開業予定を2年延期し、2015年をめどに大型リゾートホテルが進出予定であると報じられた。2011年から2013年に延期した理由は不明。2016年10月20日、蒲郡市に「(仮称)エクシブ蒲郡」の名で中高層建築物の建設に伴う建築計画を届け出た。地上7階、地下1階、塔屋1階の地上高30m。2016年4月1日着工予定、2019年1月31日完了予定〔2015年9月11日に蒲郡市ホテル等建築指導要綱第5条の規定、ならびに蒲郡市中高層建築物指導要綱第5条の規定に基づき設置された現地の標識より。〕。 2014年8月1日、HISが設立した株式会社ラグーナテンボスが蒲郡海洋開発から「ラグナシア」(イベント開催、アトラクション、遊園地、プール事業)、「ラグーナフェスティバルマーケット」(飲食店、物販部門)、「タラソテラピー」(温浴施設部門)を引き継ぎ、施設名称も「ラグーナテンボス」へ変更される。これにより、長崎県佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」とは事実上の姉妹施設となった。また、2016から2017年度にかけて200室の「スマートホテル」を海陽学園の北側16haを予定地として、整備する構想があるとしている。 同年11月、トヨタ自動車が設立した株式会社ラグナマリーナが蒲郡海洋開発から「マリーナ運営事業」と「不動産分譲事業」を引き継いだ〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラグーナテンボス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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