|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 第 : [だい] (n,pref) ordinal ・ 放送 : [ほうそう] 1.broadcast 2. broadcasting
NHKラジオ第1放送(エヌエイチケイラジオだいいちほうそう)とは、日本放送協会(NHK)による地上基幹放送の一種別の中波放送(AM放送)で国内放送でもある。 通称は「ラジオ第1」・「R1」など。またキャッチコピーは、「24時間安心ラジオ」・「ラジオはミミとも、NHK」など〔2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、平日の正午のニュースと『NHKきょうのニュース』では開始冒頭で「24時間安心ラジオ」のフレーズが用いられた。〕。2011年4月、「あ、ラジオ聞こ。」が新たなキャッチフレーズとして発表された。これは、NHKラジオ第2放送、NHK-FM放送を含むNHKラジオ放送全体のキャッチフレーズである。 == 概要 == ラジオ第1放送は1925年3月1日、社団法人東京放送局(のちのNHK放送センター:NHK東京本部)によって東京府東京市芝区新芝町(現在の東京都港区芝浦)の東京高等工芸学校(千葉大学工学部の前身)構内仮放送所から最初の、そしてそれまでは無線通信のみに使用されていた日本において初めての、電波を用いた放送が行われ〔なお有線放送電話も存在しなかった。これが開始されたのは戦後の1960年代〕、同年7月12日に同区愛宕山にあった送信所(NHK放送博物館周辺)から本放送を開始した。同時期、社団法人大阪放送局(大阪市、NHK大阪放送局)と社団法人名古屋放送局(名古屋市、NHK名古屋放送局)も設立され、名古屋放送局は東京放送局の3日後の7月15日、大阪放送局は大幅に遅れること翌年の12月1日にそれぞれ本放送を開始した。 1926年8月に3局が合同して社団法人日本放送協会が設立され、翌年から札幌、仙台、広島、熊本を皮切りに地方に放送局を設けて全国でラジオ放送が実施されていった。当初は1チャンネルだけだったが、1931年4月に第2放送を開局し2チャンネル体制としたことで、既存のチャンネルを第1放送として定めた。その後1939年から第1放送と第2放送のチャンネル編成を明確なものとするため、第1放送は全国共通の番組を放送する「全国放送」、第2放送は都市に住むインテリ向けの高度な教養・講座番組を主とする「都市放送」として放送された。 1941年12月8日、太平洋戦争の開始と共に都市放送(第2放送)が休止され再び1チャンネルのみの編成となった。また、敵機の来襲(空襲)に備えて、送信所が無指向性無線標識になってしまうことを防ぐため、送信出力を抑え、同一周波数で放送する電波管制も実施された。事実上の国営放送でもあり、新聞と共に大本営発表にも関わった。 戦後になって、2チャンネル編成に戻り、第1放送は総合番組編成、第2放送は教育・教養番組をベースとした編成とチャンネル編成を明確にしている。『NHKのど自慢』や『紅白歌合戦』のように、テレビ放送の開始後は、テレビでも放送される人気番組も登場した。 後述する『ラジオ深夜便』など、中高年を意識した編成や歌謡曲を扱う番組がある中、若年層に向けた番組はあまり多くなかったが、2012年度からは若年層向けの番組も増やしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NHKラジオ第1放送」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 NHK Radio 1 」があります。 スポンサード リンク
|