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『ラジオ日本ジャイアンツナイター(ラジオにっぽんジャイアンツナイター、''Radio Nippon Giants Nighter'')』は、アール・エフ・ラジオ日本(RFラジオ日本)が放送しているプロ野球ナイトゲーム中継番組である。文字通り、読売ジャイアンツ(巨人)の試合を専門としている。 本項では、巨人戦専門となる前の同局のプロ野球中継についても記述していく。ネット局であるぎふチャンの「ダイナミックナイター」「エキサイトスタジアム」、ラジオ関西の「ラジオ関西ジャイアンツナイター」は各ページも参照されたし。 ==概要== 1958年12月、ニュース・スポーツ・音楽を編成の三本柱とした開局したラジオ関東(当時)が、翌1959年シーズンより在京局に先駆けて完全中継を行って以来の同局の看板番組。第1回は同年5月2日に平和台野球場で開催された西鉄ライオンズ対大毎オリオンズ。この年は巨人戦48試合を中心にしたセ・リーグ55試合、パ・リーグ48試合、その他オールスター2試合の合計105試合を送った〔50年分のありがとう!ラジオ日本50時間スペシャル より〕。 1977年10月に同局が読売新聞ニュースを放送する見返りとして、読売ジャイアンツ主催ゲームを独占中継する事となり、1979年シーズンより番組タイトルを従来の「ラジオ関東バッチリナイター( - かんとう - 、''Radio Kanto Bacchiri Nighter'')」から「ラジオ関東ジャイアンツナイター」へ改称。巨人軍を徹底的に追い掛ける番組となった。2005年までは「絶対巨人主義!!」をキーワードに、ニッポン放送・文化放送が独占中継権を持つヤクルト主催ゲームを除く巨人戦のほぼ全試合を完全中継した。2006年以降はビジターの試合中継数は減少している。なお、祝日にデーゲームを生放送する場合でもタイトルの変更はせず、「ジャイアンツナイター」のまま放送する。 ラジオ関西と岐阜放送(ぎふチャン)にネットしている。なお、ぎふチャンでは「ダイナミックナイター」というタイトル(デーゲームは「エキサイトスタジアム」)であり、また中日主催ゲームは資本の関係上、ぎふチャンでの放送が原則として行われないため、同局へはネットされず自社制作に差し替えている(ジャイアンツナイターの中日戦は中日新聞グループのCBCがラジオ日本向けに制作しているためでもある〔但し、オールスターと日本選手権シリーズは日本野球機構管轄の大会であるため、ヤクルト・中日が主管する試合であってもRF製作で放送され、この場合は岐阜ラジオでも放送された。しかし2010年以降、RFはオールスターならびに巨人の関与しない日本選手権シリーズを中継しない方針となったため、この事例は発生しない。また、予備カード補充があった時代はRFがぎふチャン向けに在京パ・リーグ球団主催試合を裏送りする場合があった他、中日主催試合が巨人戦でない予備カードの場合に限って、ごく稀に繰上げでCBC-岐阜ラジオのネットがあった。また、長良川球場で広島主催の中日戦が開催された際には、放送権が広島球団側にあるため、CBC裏送り-岐阜ラジオ(NRN独占巨人ビジター戦の裏カード時はRF・CRも)のネットや、RFの自社乗り込みでの放送(岐阜ラジオの技術協力及びネット受け)が行われたことがある。〕)。ネット局で番組名が異なることから、近年は番組名を言わず「ラジオ日本の制作で」と言うことが多いが、未だに放送で「ラジオ日本ジャイアンツナイター」としか言わないこともある。また月曜日の中継は巨人戦開催時に限定されているが、番組編成の関係でラジオ関西では巨人戦の有無に関わらずネットされない(2006年度は日曜日、2007年度は週末も放送されない。よって阪神・オリックス主催試合が放送される場合、週末は原則事実上ラジオ関西からの裏送りになる)。また1972年5月の沖縄県の日本復帰以後、1984年途中までは沖縄の極東放送にもネットされ「KHRチャレンジ・ナイター」として放送された(1984年9月に極東放送がエフエム沖縄に移行・新規開局した事によりラジオ日本のネット受けも廃止された)。 クライマックスシリーズに関しては巨人が出場するステージのみ放送するが、シーズンと同様の放映権の制約があるうえ、巨人が関与していてもビジター扱いとなるステージは中継しないこともある。 日本シリーズは2009年までは巨人の進出に関係なく放送(ただし日本シリーズがデーゲーム開催だった時代は、巨人が進出しない場合は土日は競馬中継を優先することもあった)。2010年-2012年は放送なし(2012年は巨人が出場するものの放送しない)。2013年は巨人が出場したため、東京ドーム開催の第3-5戦は中継したが、ビジターの1・2・6・7戦は放送しなかった。 また、巨人主催ゲームのみ17:58よりインターネット(ラジオ日本の公式サイトより接続)で試合を聴取することも可能である。2006年からは後日、巨人ホームゲームのダイジェスト実況をインターネット放送とポッドキャスティングにて配信している(ただしサイト上では主催全73試合を放送・配信とあるが、2006年については、9月24日の対阪神戦で打ち切った。2007年度の放送については、巨人が優勝争いに加わった事もあり、主催72試合を全て放送した)。 2009・10年はライブチャット配信サイト「スティッカムJAPAN」で、2011年はUstreamにラジオ日本のIDを立ててジャイアンツナイターをインターネットラジオで放送した〔2012年度は携帯サイトでの配信のみ実施。〕(デーゲーム試合開催時は、サイト上でライブ配信を行い、ラジオでの放送は中央競馬実況中継と重なるため録音での放送となる)。 2006年シーズンより、一部巨人のビジターデーム(対中日のビジターゲームの大半。また、対西武・日本ハムのビジター中継は2009年以降、対広島のビジター中継は2012年以降行なっていない。対楽天は放送する年しない年とがある)を放送していない。また、2009年より土日の巨人ビジターゲームはカードに関係なく放送しないこととなった。巨人戦の放送を行わない場合の対応は以下の3つである。 *千葉ロッテマリーンズ戦の中継を行う(タイトルは『ラジオ日本マリーンズナイター』。2010年まではホームゲームのみだったが、2011年度以降はビジターを中継する場合もある) *横浜DeNAベイスターズのホームゲームを放送(タイトルは『ラジオ日本ジャイアンツナイター』のまま。マリーンズナイター開始まではこちらが多かったが近年は減少している。また、2011年度以降は対巨人でも放送しないことがある) *レインコート番組を放送(土日の巨人ビジターの場合は原則レインコート番組を放送するほか、平日巨人ビジターかつロッテ・DeNAの試合が行われていてもレインコート番組の場合もある。なお、土日のビジター放送廃止以降、金曜日の巨人ビジターも放送せずレインコートになることが増えている) 神奈川県県域放送であるが、読売新聞・日本テレビとの関係が強いことと、東京都のリスナーも比較的多いことから東京ドームベンチ(巨人主管試合限定)に「ラジオ日本」(なんだろうマーク入り)が看板に掲げられている。 2006年8月には、ラジオ業界初の試みとして、アメリカ・グアムのFM局FM104での生中継を実施した。 2009年シーズンより基本的に土曜・日曜の巨人ビジターゲームは中継せずレインコート番組を放送するようになった(2011年以後は金曜日から始まる3連戦が巨人ビジターとなる場合は対戦相手に関わらず金曜日も放送されず、レインコート番組を編成。2015年度は火-木曜に巨人ビジターカードが組まれる場合であっても放送されない試合が増えていた)。また土・日曜の巨人主催デーゲームはぎふチャンへ裏送り生中継を開始した。さらに甲子園球場や大阪ドームなどの関西地区の試合もラジオ日本制作となった。ただし、2014年まではラジオ日本の実況+ラジオ関西と契約した解説者の組み合わせとなることはあった。 また2015年度は土・日・祝日に巨人主管のデーゲームがある場合のRF自社製作による録音ナイター(平日が祝日と重なる場合は生中継の場合有。CRKは2012年までは一部の曜日で録音ナイターをネットしていたが、2013年からはネットなし)と、GBS向けの事前の裏送り生中継は実施しない方針となった。したがって巨人主管のデーゲームが行われる場合は、放送不可となるビジターの試合日とほぼ準じる形でレインコート番組を組むことになる。このため、エフエムナックファイブ、ニッポン放送、TBSラジオ、NHKラジオ第1放送〔「西武対巨人」(西武主管試合のみ)が日曜日のデーゲームで行われる場合に限り、エフエムナックファイブにて放送される。LFは巨人戦デーゲームがある場合、「ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル」として放送される試合がある。TBSラジオは土・日は基本は定時番組を優先するため、スペシャルウィークでの放送が主。NHKラジオ第1も土・日・祝日は定時番組、ないしは祝日特別番組を優先するが、まれにデーゲームの中継をする場合がある。文化放送は定時番組を完全に優先するうえ、デーゲームの放送はあったとしても西武に優勝の可能性がある場合の試合に限られ、巨人をはじめとしたセ・リーグの試合は一切フォローされない。〕で放送される場合がある時を除けば、関東地区において巨人戦の放送を聞くことができない場合が生じる可能性がある(この場合、対戦相手の球団の本拠地に当たる地域のラジオ局で中継していれば、有料会員制「radikoプレミアム」で聴取できる)。その一方で、1試合のみであるがビジターの土曜ナイターの中継が行われた(2015年9月5日のDeNA対巨人戦)。 なお、RFでは2016年から、TBSラジオおよびJRN加盟各局で放送する巨人戦中継の制作に協力。RFの自社制作による巨人のホームゲーム中継から、年間で19試合分をJRN加盟各局に送出する。また、TBS以外のJRN加盟各局が制作する巨人のビジターゲーム中継から、年間で30試合以上の中継を当番組で同時ネット。このため、当番組で放送する巨人戦の試合数は、前年の約50試合から80試合以上に増加する(後述)〔ラジオ日本とTBSラジオが巨人戦中継で制作協力 ラジオ日本の巨人戦中継、80試合以上へ大幅増加 (RFラジオ日本2016年1月28日付プレスリリース)〕・。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラジオ日本ジャイアンツナイター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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