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ラスデジェン山 : ミニ英和和英辞書
ラスデジェン山[やま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 

ラスデジェン山 ( リダイレクト:ラス・ダシャン山 ) : ウィキペディア日本語版
ラス・ダシャン山[らすだしゃんさん]

ラス・ダシャン山アムハラ語:ራስ ደሸን ''rās dāshen''(ラース・ダーシェン)「東風の防壁」〔『コンサイス外国山名辞典』、571頁〕の意)は、エチオピアの最高峰、かつアフリカで4番目に高い山〔藤本「ラスダシャン山」『世界地名大事典』3、1066頁〕。ラス・ダシェン山ラス・デジェン山とも表記される。標高は4550m〔〔。最も一般的なラス・ダシェンという呼称はアムハラ名のラス・デジェンが転じたもので、エチオピア製図局 (EMA) はこれを「皇帝の御前で戦う将軍」という意味だとしている〔Erik Nilsson, "Traces of Ancient Changes of Climate in East Africa: Preliminary Report" , ''Geografiska Annaler'', 17 (1935), p. 13〕。エチオピアでは「ラス・デジェン」という呼び名が一般的である〔。
== 環境 ==
エリック・ニルソンによれば、この山は「テケゼ川に合流する無数の峡谷によって北半分が何千メートルもえぐられた巨大火山」のへりの東端である。その西部にあたるビュアト山とのあいだには、メシャハ川の峡谷がある〔。メシャハ峡谷には断崖絶壁がそびえるが、東面は比較的緩やかである〔。語源の「東風の防壁」が意味する通り、山には強い風が吹き付ける〔。山の一部はシミエン国立公園に含まれ、ゲラダヒヒワリアアイベックスアビシニアジャッカルクリップスプリンガーアビシニアハイラックスなどの希少種が生息している〔。
山頂は雪線よりやや下に位置する〔鈴木「ラスダシャン山」『世界地名大事典』8巻、1394頁〕。1841年、フランス人士官のフェレとガルニエがヨーロッパ人として初めて登頂に成功した。それ以前に土着民が登はんしたという証拠はないが、山頂の気候や気象条件は比較的おだやかで、高所にも牧畜を営む村が存在する。12月から3月にかけての乾季が登頂に適し、6月から9月にかけての雨季の登頂は困難である〔。山頂まで1時間もかからない標高4300m付近にある小さな砦では、19世紀に戦闘が起きた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラス・ダシャン山」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ras Dashen 」があります。




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