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羅夢鴻
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リヤサ〔転写出典:第四章 釧路正教会道東の管轄教会となる 、『大研究』主要索引&英和対照表 増補版 〕(, , )は、正教会・東方諸教会で用いられる、だぶだぶのゆったりとした衣服の一種。主教、司祭、輔祭、修道士によって、日常的な上着として用いられ、ポドリャスニクの上に纏われる。西方教会のキャソック(カソック)に相当する。 「リヤサ」はロシア語()からの転写に由来する表記であり、日本正教会において公式ページ〔使用例:かたち-聖職者と修道士:日本正教会 The Orthodox Church in Japan 、第15章 3つの聖体礼儀 〕などで使用頻度の高いものであるが、他にリャサとも転写し得る〔転写出典:7月20日(月)克肖者聖セルギイの三日記憶祭 〕。 ギリシャ語では""(エクソラソン)と呼ばれるが、単に""(転写例:ラーソ〔転写出典:村上春樹『雨天炎天』19頁、新潮文庫、平成13年8月15日第21刷〕、もしくはラソ〔)とも呼ばれる。ただし単に「ラーソ」「ラソ」と言った場合、アンテリ(ロシア語由来の表記ではポドリャスニク)を指す場合があるので注意が必要である〔〕。 英語では本記事で扱っている正教会の服装につき、ギリシャ語やロシア語から転写した表記の他、アウターキャソック(カソック)〔転写出典:ラソ(リャサ)・アウターカソック 編 - しんがくほうろうき - 楽天ブログ(Blog) 〕(outer cassock)とも呼ぶ。 ロシア系の伝統にある教会では神学生、誦経者、副輔祭は身に着けない。他方ギリシャ系の伝統にある教会では、聖歌者は教会内でリャサ(ラソ)を身に着ける。この時聖歌者は、通常ポドリャスニクを着用せずに世俗の衣服の上に直接にリャサ(ラソ)を着用する。 晩課のような、奉事例(定められた奉神礼の方法を定めたもの)が司祭に完装までは要求していない場面においては、リヤサを着用すべきものとされるが、ステハリ(司祭用の祭袍下着)が着用される時においては司祭はリヤサを着用しない。 リヤサには袖の先が時には色違いにされた上で返されたものがある。ギリシャ系伝統のものはロシア系伝統のものよりも、より軽めに十分に裁断する傾向がある。起源は修道士の上着である。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リヤサ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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