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ラダメス・ジナタリ : ミニ英和和英辞書
ラダメス・ジナタリ[めす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

メス : [めす]
  1. (nl:) (n) scalpel (nl: mes) 2. surgical knife 3. (P), (nl:) (n) scalpel (nl: mes)/surgical knife

ラダメス・ジナタリ ( リダイレクト:ハダメス・ジナタリ ) : ウィキペディア日本語版
ハダメス・ジナタリ[めす]

ハダメス・ジナタリ (Radamés Gnattali、1906年 1月27日 - 1988年 2月3日、発音によっては''ハダメス・ニャターリ''、''ハダメス・ニャタリ''、''ラダメス・ジナタリ''、''ラダメス・ニャターリ'')は、ブラジルポルトアレグレ生まれの音楽家作曲家クラシック音楽ポピュラー音楽双方に垣根なく携わった。イタリア系。
6歳でピアノを初め、ヴァイオリンも演奏していた。15歳のときにはさらにカヴァキーニョギターもマスターしていた。1924年には、州立芸術学院へ入学し、その後リオ・デ・ジャネイロの国立音楽学校に入学する。
その後故郷に戻り、ピアノ教師として生計を立てつつ、エンリキ・オスワルド弦楽四重奏団でヴィオラ奏者としても活躍した。作曲家としても、フランスの印象派の影響をうけていたが、ブラジルの民族音楽への関心も高く、プライベートでカヴァキーニョやギターの演奏も行っていた。
その後ふたたびリオ・デ・ジャネイロへ移転し、国立放送管弦楽団の指揮者となり、ラジオ放送のためのレコーディングを多数行う。
ポピュラー音楽のアレンジャーとしても活躍したが、彼を有名にしたのは、クラシック作曲家としての作品、管弦楽のための「ブラジリアーナ 1番(Brasiliana No.1)」である。これは1946年BBC オーケストラによってレコーディングされ有名になったものである。
彼の作品は、ポピュラー音楽(ショーロサンバカンソンなど)とクラシック音楽の垣根なく製作され、それらにはエイトル・ヴィラ=ロボスピシンギーニャなどの影響が多く見られる。
1952年には、クラブでピアノを弾いていたアントニオ・カルロス・ジョビンの才能を見いだし、彼がコンチネンタルレコードで作曲家・編曲家となるよう推薦した。その後もジョビンが活躍するために取り計らったり、音楽家としてのアドバイスを与えた。ゆえにハダメスもボサノヴァへの貢献者と言えるだろう。ジョビンは後年にハダメスへの敬意を込めて「我が友ハダメス(Meu Amigo Radamés)」という曲を作曲し、ハダメスと共演した。
近年では、マルカンドレ・アムランらが彼のピアノ曲を演奏しているが、ジナタリの楽譜は多くが未出版であり、入手困難である。
== 文献 ==

* BARBOSA, Valdinha; DEVOS, Ana Maria. ''Radamés Gnattali, o eterno experimentador.'' Rio de Janeiro: FUNARTE, 1985.
* DIDIER, Aluísio. ''Radamés Gnatalli.'' Rio de Janeiro: Brasiliana, 1996.
* ZORZAL, Ricieri Carlini. ''Dez Estudos para Violão de Radamés Gnattali: estilos musicais e propostas técnico-interpretativas''. São Luis/MA: EDUFMA, 2009




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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