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ラネー合金 : ミニ英和和英辞書
ラネー合金[らねーごうきん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ごう]
 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m) 
合金 : [ごうきん]
 【名詞】 1. alloy 
: [きん]
  1. (n,n-suf) (1) gold 2. (2) gold general (shogi) (abbr) 

ラネー合金 : ウィキペディア日本語版
ラネー合金[らねーごうきん]
ラネー合金(ラネーごうきん、)は、ある反応に対して触媒活性を有する金属と、その金属が溶解しないアルカリで溶解除去される金属との合金である。1925年にアメリカの技術者マレイ・ラネー (Murray Raney) によって考案された。
==概要==
ラネー合金を酸やアルカリで溶解させて触媒活性を有する金属のみを取り出したもの(この操作を展開という)はラネー触媒と呼ばれる。ラネー触媒は金属が溶解したときに細孔が多数生じてスポンジ状になっている。このため、非常に大きな表面積を有し、極めて高い触媒能力を有する。なお「ラネー」はマレイ・ラネーが勤務していた会社を買収したW.R.Grace & Co.の登録商標となっているため、他社からはスポンジ触媒という名で販売されている。
代表例としては、ニッケルアルミニウムからなるラネー合金から、水酸化ナトリウム水溶液でアルミニウムのみを溶解除去したラネーニッケル触媒 (Raney nickel) がある。ラネーニッケル触媒はアルミニウムを溶解したときに発生する水素吸着しているため、水素ガスを使用しなくても水素化の能力がある。水酸化ナトリウムでアルミニウムを除去する工程を活性化とも称する。
ラネーニッケル合金のニッケルとアルミニウムの組成比や展開時の温度やアルカリの濃度によって触媒活性に差が生じる。この触媒は乾燥すると容易に発火するため、アルコール中で保存される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラネー合金」の詳細全文を読む




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