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ラピテース族(, )は、ギリシア神話に登場するテッサリアー地方の半神話的民族である。複数形はラピタイ(, )。長母音を省略してラピテス族とも。英語ではラピタ()。 ラピテース(アポローンの子とされる)の子孫とされ、ゼウスの妻の女神ヘーラーを誘惑しようとしたためにゼウスの怒りを受けたイクシーオーンや、結婚式のさいにケンタウロス達と闘ったペイリトオスといった人物で有名。 == 概要 == ラピテース族は河神ペーネイオスを祖とする部族で、主にペーネイオス河流域に広がるテッサリアー平原と、オッサ山(en)、ペーリオン山(en)の山岳部一帯に住んでいた。普通はギリシア人の一分派と考えられている。彼らは野蛮なケンタウロス族の敵対者で、武勇にすぐれ、「槍をふるうラピタイ族」などとうたわれている〔『イーリアス』12巻128行。〕。 ラピテース族はイクシーオーン、プレギュアース、ペイリトオス、カイネウス、ポリュペーモスといった英雄を輩出しているが、彼らはしばしば向う見ずで、敬神に篤いとは言えないところがあり、特にイクシーオーンとプレギュアースは神に対する冒涜的行為のために冥府で罰を受けているとされる。 ラピテース族の最も有名なエピソードはペイリトオスの結婚式の際に起きたケンタウロス族との戦いである。このエピソードは古来より芸術のモチーフとしても好まれ、中でもアテーナイのパルテノン神殿メトープの彫刻群は有名であり、ルネッサンス以降もしばしば西洋絵画の画題となっている。 ラピテース族はテッサリアー地方のイオールコスが発端となったアルゴー船の冒険や、トロイア戦争にも参加している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラピテース族」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lapiths 」があります。 スポンサード リンク
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