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(n) rum =========================== ・ ラム : [らむ] 【名詞】 1. (1) lamb 2. (2) rump 3. (3) rum 4. (4) RAM (random access memory) 5. (P), (n) (1) lamb/(2) rump/(3) rum/(4) RAM (random access memory) ・ ラム酒 : [らむしゅ] (n) rum ・ 酒 : [さけ] 【名詞】 1. alcohol 2. sake
ラム酒(ラムしゅ)またはラム(英語:、フランス語:、スペイン語:)とは、西インド諸島が原産地と考えられている、サトウキビの廃糖蜜または絞り汁を原料として作られる蒸留酒である。サトウキビに含まれるショ糖を酵母でアルコール発酵させてエタノールに変えた後、蒸留、熟成することで作られる。 == 概要 == 仔羊の肉()などとの誤解を生むことがないラム酒という言い方も日本で一般的であるが、本稿では以下ラムと表記する。 ラムは日本の『酒税法』には名称の記載がないが、蒸留酒類の内、スピリッツに分類される(第3条)。 イネ科のサトウキビを出発原料とする蒸留酒としては、他にブラジルのピンガ、日本の連続式蒸留焼酎(しょうちゅう甲類)や黒糖焼酎なども存在する。 アルコール発酵原料の点では、一般的なラム(インダストリアル・ラム)は砂糖を製造する際の副産物である廃糖蜜(モラセス)のみを使用する。廃糖蜜は日本、韓国の連続式蒸留焼酎にも使われるが、焼酎には米などのデンプンを原料とする麹も使われている。一部には廃糖蜜ではなく固形の黒糖を使用している場合もあるが、例外的である。 ブラジルのピンガはサトウキビの絞り汁をそのまま用いており、これは近年日本でも作られているアグリコール製法と共通する。また、酵母の性質の違いやオーク樽を使用しないことで風味が異なる。 奄美黒糖焼酎はサトウキビの絞り汁を煮詰めて固形の黒砂糖にしてからさらに湯で溶かし、米麹を発酵させたもろみに加える。蒸留は一度限りのため、原酒のアルコール度数は40度強。なお、『酒税法』と関連の通達により、大島税務署が管轄する奄美群島でしか黒糖焼酎は作れず、他の地域で作るとスピリッツとして課税される。 蒸留後の熟成に関しては、ラムは基本的にオークの酒樽に入れて熟成されるが、焼酎はタンク熟成、甕熟成なども一般的で、必ずしも木樽を使わない。 ラムはそのまま、あるいはカクテルベースとして飲用に用いられる以外に、ケーキ、タルトなど焼き菓子の風味づけにも多用され、レーズンをラムに漬け込んだラムレーズンの形で用いられることも多い。紅茶の香り付けに少量加えることもある。また、アンゴスチュラ・ビターズのように、ラムに他の成分を浸出させたリキュールの製造原料としても用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラム酒」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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