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ラランデ暦書 : ミニ英和和英辞書
ラランデ暦書[ららんでれきしょ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
: [しょ]
 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese)

ラランデ暦書 : ウィキペディア日本語版
ラランデ暦書[ららんでれきしょ]

ラランデ暦書』(ラランデれきしょ)は、フランスの天文学者ジェローム・ラランドによって書かれた天文書のオランダ語訳版''Astronomia of Sterrekunde''の日本での呼び名。江戸時代の日本において、西洋の天文学理論を知る上で重要な役割を果たした。
== 内容 ==
原著はジェローム・ラランドの''Astronomie''(『天文学』〔デバルバ(2005) p.308〕)である(''Traite d'Astronomie''とも呼ばれる)。''Astronomie''は第3版まで出版されたが、そのうちの1771年に出版された第2版(1巻~3巻)を蘭訳したのが''Astronomia of Sterrekunde''である〔ただし、''Astronomie''原著の第2版は、その後の1781年に第4巻が刊行され、全4巻となっている(横塚(2005) pp.516-517)。〕。日本で『ラランデ暦書』という場合、一般にはフランス語の原著ではなく、このオランダ語版を指す〔上原(1977) p.162〕。
本書は1773年から1780年にかけて出版された。本書はフランス語の原書が発行されたときから人気が高く、オランダ語版出版時には420名あまりの予約者がいた〔中村(2008) pp.99-100〕。現在、本文4巻に付録を加えた5冊本のほかに、8冊本と9冊本の存在が確認されている〔上原(1977) pp.164-165〕。8冊本・9冊本は、5冊本の本文4冊分を、1冊あたり2冊に分けたもので、章の数などは変わらないが、内容的には5冊本と比べて9冊本のほうが詳細に書かれている〔上原(1977) p.165〕。
訳者はアムステルダムの検量官であり数学者でもあったストラッベ(Arnoldus Bastiaan Strabbe)で〔上原(1977) p.164〕、ほぼ原著に忠実な翻訳となっている〔上原(1977) pp.164,166-167〕。
5冊本における各巻の目次は以下〔中山(1972) pp.477-478〕〔嘉数(2005) p.312〕の通りである(「管見」は、後述する『ラランデ暦書管見』での巻数)。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラランデ暦書」の詳細全文を読む




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