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ランソプラゾール()は、胃からの酸の産生を抑制するプロトンポンプ阻害薬の一つ。世界中の多くの企業で生産されており、種々の商品名がある(Prevacid、Helicid、Zoton、Inhibitol、など)。アメリカ食品医薬品局は、1995年にランソプラゾールを最初に認可した〔Mosby's Drug Consult: Lansoprazole 〕。 日本で初めて上市された商品名はタケプロン®(武田薬品工業)。後に後発品も多数販売されている。 ヘリコバクター・ピロリ除菌にも有用で、日本では一次除菌・二次除菌に認可されている。胃潰瘍・十二指腸潰瘍の他、逆流性食道炎にも日本では認可されている。上部消化管出血には注射剤も上市されている。 == 効果・効能 == * 胃潰瘍 * 吻合部潰瘍 :1回10~20mgを1日1回投与する。期間は8週間までとする。 * 十二指腸潰瘍 :1回10~20mgを1日1回投与する。期間は6週間までとする。 * 逆流性食道炎 :1回15~30mgを1日1回、8週間投与する。再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法の場合、1日1回30mgまで投与が可能。 * 非びらん性胃食道逆流症(NERD) :1回15mgを1日1回、期間は4週間までとする。 * ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 :1日1回30mgをアモキシシリン、クラリスロマイシンと同時に1日2回、7日間投与する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ランソプラゾール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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