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ランチア・デルタ : ミニ英和和英辞書
ランチア・デルタ[らん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

ランチア・デルタ : ウィキペディア日本語版
ランチア・デルタ[らん]

デルタ(''Delta'' )は、イタリアの自動車会社、ランチアが製造するハッチバック型の乗用車。ランチアの草創期1911年にも「デルタ」という車種が存在したが、ここでは1979年発表のモデル以降を記述する。
== 第1世代 ==

ランチアは、フィアットに吸収される前1972年までフルヴィアを、フィアット吸収後の1972年~1980年にはベータという車種を製造しており、1979年発表のデルタもその流れを汲んだものである。先代のベータがセダンクーペステーションワゴンからオープンカーミッドシップまで豊富なボディバリエーションを持っていたのに対して、デルタは5ドアハッチバックのみであった〔1982年にデルタをベースとした3ボックス型の4ドアセダンが発表されたが、プリズマPrisma)という名前が与えられ、独立した車種となった。〕。
 
当時の欧州では、1975年に発表されたフォルクスワーゲン・ゴルフが非常に大きな人気を博しており、2ボックス車に勢いがあった。デルタは、フィアットから先に発表されたリトモに引き続き、この流れに乗るべく投入された。スタイリングは、ゴルフを手がけたジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインが担当し、1976年コンセプトカーマセラティ メディチ Ⅱを小型化したスタイリングで、大衆車然としたゴルフに対し、人工皮革アルカンターラを多用した上品な内装によって「小さな高級車」を目指している。そのデザインは好評を持って迎え入れられ、1980年にランチア初のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得している。
ボディサイズは、全長3,885mm×全幅1,620mm×全高1,380mm、ホイールベースは2,475mm。普及モデルのヘッドランプは写真のとおり角形2灯であるが、グループAホモロゲーションモデルとなったHF 4WD以降の高性能モデルは丸形4灯となり、徹底して冷却を意識したフロントグリル、空力を意識したスポイラーなども特徴的であった。
駆動方式は前輪を駆動。エンジンは全て横置き直列4気筒で、SOHCの1.3L、1.5L、DOHCの1.6L、1.6Lターボガソリンエンジンと、1.9Lターボのディーゼルエンジンが設定された。特別なモデルとして、DOHCの2.0LターボでガソリンエンジンのHF 4WD、HF インテグラーレと呼ばれるフルタイム4WDモデルも設定されている。このDOHCエンジンは、アウレリオ・ランプレディの設計でフィアットが多用したタイミングベルト駆動のツインカムユニット、通称「ランプレディ・ユニット」が採用されている。1993年に発表された2世代目のデルタ(通称デルタII)が後継車種となる。

ファイル:Lancia delta 1.6 GTie engine1.jpg|1.6L DOHC
ファイル:Lancia Delta HF Integrale 16V Engine 001.JPG|2.0L DOHC ターボ 16V


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ランチア・デルタ」の詳細全文を読む




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