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『植民の書』(しょくみんのしょ、アイスランド語: ''Landnámabók'', 短縮形 ''Landnáma'')とは、中世アイスランドの書物である。9世紀から10世紀にかけて行われたノルウェーからアイスランドへの植民(アイスランド語: landnám)についての詳細な記録を残している。『土地占有の書』〔菅原邦城・早野勝巳・清水育男訳『アイスランドのサガ中篇集』(東海大学出版会、2001年、ISBN 4-486-01551-7)p.201 の表記。〕、『ランドナーマボーク』とも。2010年現在、日本語訳は公刊されていない。 == 内容 == 『植民の書』はインゴールヴル・アルナルソン (Ingólfur Arnarson) による最初の入植の記述から始まっている。彼は今のレイキャヴィークに入植し、北部、西部、東部、南部の土地を要求した。その後、記述は最初の入植者たちの子孫に関するものへと移り、12世紀に至るまでの重要な出来事と一族の歴史を辿っている。全部で、3,000人以上の人物の名前と、1,400以上の入植地の名前が書き留められており、特に重要な入植者として435人を取り上げている。彼らの多くはアイスランド本島の北部や南西部に入植した。この文献は、アイスランド人の歴史と家系の両方に関する貴重な資料を残している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「植民の書」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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