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『ラ・アルメイアの幻砦〜英雄たちの宴〜』(ラ・アルメイアのげんさい〜えいゆうたちのうたげ〜)はテーブルトークRPG(TRPG)『セブン=フォートレス』のリプレイ作品。ゲームマスター(GM)兼リプレイ執筆菊池たけし。イラストは佐々木あかね。 『ゲーマーズ・フィールド』8th season Vol.1(2003年9・10月号)から9th season Vol.6(2005年7・8月号)に全12回連載された。後にエンターブレインのファミ通文庫から上下巻の形式でまとめ直され刊行されている。 『フレイスの炎砦』に続く「砦シリーズ」リプレイ第六弾として発表された。使用システムであった『セブン=フォートレス』のルール第三版『セブン=フォートレス V3』を事実上終息させ、ルール第四版『セブン=フォートレス メビウス』への移行と、そこで扱われる世界観を決定づけることになった作品でもある。 ==概要== 『ラ・アルメイアの幻砦』は『セブン=フォートレス V3』で扱われている「ラース戦役」の時代設定を舞台にしたリプレイである。「ラース戦役」の時代では第一世界ラース=フェリア(『セブン=フォートレス』シリーズの世界)に他の菊池たけし作品のキャラクターたちが攻め込んできて大戦争がおこるという舞台設定になっているのだが、今作リプレイではその設定を前面に押し出して多数の菊池たけし作品の著名キャラクターたちが入り混じるクロスオーバー色の強い物語となっている。 今作では菊池たけし作品のうち『超女王様伝説 セント★プリンセス』『エイスエンジェル』とのクロスオーバーが主題に扱われる。『ナイトウィザード』とのクロスオーバーは前作『フレイスの炎砦』で行われていたこともあって今作では扱われていない。 リプレイ中で使われたゲームシステムは最初から最後まで『セブン=フォートレス V3』である。製品版ルールをそのまま使っているためにゲームバランスは砦シリーズの中でもかなり安定した形で進んでいる。ただし、PCの1人シェルジュに「導王剣」というルールブックには掲載されていないオリジナルアイテムが渡されており、このアイテムが良くも悪くもゲーム中の戦闘バランスに大きく影響している。 ストーリーは戦記物語ということもあって、全体的に暗い影が覆っている。物語は序盤からシリアスな色が強く押し出され、迫り来る世界の危機に対してPCたちは悲壮な決意が求められるようになる。そして最後は世界の完全な崩壊こそ免れたものの、「砦シリーズ」では初めてのバッドエンドで終了、世界の危機は救われないまま終わってしまう。「砦シリーズ」の中ではかなりの異色作と言えるだろう。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラ・アルメイアの幻砦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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