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ラ・スペツィア=リミニ線(ラ・スペツィア=リミニせん、)、より正確にはマッサ=セニガッリア線(マッサ=セニガッリアせん、)とは、イタリア北西部の都市ラ・スペツィアと、同じく北東部の都市リミニ(正確にはマッサとセニガッリア)とを結ぶ線のこと。 イタリア半島で話されているイタリア語にとってのみならず、フランス語やスペイン語・ポルトガル語なども含めたロマンス語を東西に二分する等語線(言語学上の地理的な境界線)として、非常に重要な概念である。 ロマンス語圏のうち、この線より北方・西方、すなわち北部イタリア、スイス・ティチーノ州、フランス、スペイン、ポルトガルなどを西ロマニアといい、 南方・東方、すなわち中部・南部イタリア(トスカーナ地方の方言をベースに作られた標準イタリア語をはじめとした中央イタリア方言などを含む)、コルシカ島、サルデーニャ島、シチリア島などを東ロマニアという。 ==特徴== *名詞・形容詞の複数形 *東 - 母音交代による(ラテン語の複数主格 -ī, -ae 由来) *西 - sを付加する(ラテン語の複数対格 -ōs, -ās 由来) *母音間の無声子音 *東 - 保存 *西 - 変化(有声化、軟音化、消失など) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラ・スペツィア=リミニ線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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