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ラーオメドーン : ミニ英和和英辞書
ラーオメドーン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ラーオメドーン : ウィキペディア日本語版
ラーオメドーン[ちょうおん]

ラーオメドーン()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してラオメドンとも表記される。
トローイアの王イーロスアドラーストスの娘エウリュディケーの子で、河神スカマンドロスの娘ストリューモー、オトレウスの娘プラキアー、あるいはレウキッペーを妻とし、ティートーノスラムポスクリュティオスヒケターオーンポダルケースプリアモス)、ヘーシオネーキラアステュオケーを、またニュムペーのカリュベーとの間にブーコリオーンをもうけた〔アポロドーロス、3巻12・3。〕。またプロクレイア〔アポロドーロス、摘要(E)3・24。〕、アンティゴネー、アイティラ、アイゲステーなどの娘がおり、一説にガニュメーデースもラーオメドーンの子供であるという。
== 神話 ==

===トローイアの城壁===
神話によるとラーオメドーンの傲慢さを試すため、アポローンポセイドーンは人間に化けて1年の間ラーオメドーンに仕えた。ラーオメドーンは両神を酷使し、トローイアに城壁を築かせた。しかし城壁が完成したときラーオメドーンは報酬を払わないばかりか〔アポロドーロス、2巻5・9〕、両手を縛って売り飛ばすと言い、両耳を切り落とす仕草をして、脅して帰らせようとした〔『イーリアス』21巻434~460。『イーリアス』ではアポローンはの世話をし、ポセイドーンは城壁を築いたという。〕。両神は怒り、アポローンはトローイアに疫病を起こし、ポセイドーンは海の怪物を送り込んだ。怪物は高潮に乗って陸に上がり、人々を襲って喰らった。
ラーオメドーンが神託に問うと、娘のヘーシオネーを怪物に捧げれば救われると告げた。ラーオメドーンは仕方なくヘーシオネーを海岸の岩に縛った〔。一説に神託はトローイアの処女を捧げなければならないと告げたので、全ての処女を犠牲にした後に、最後に残ったヘーシオネーも怪物に捧げたという〔ヒュギーヌス、89。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラーオメドーン」の詳細全文を読む




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